今週の
Mobileエッセイ

第345話
幸運期に入っても、いい事が起こらない、という人が存在する理由
更新日 2007年12月3日

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それでは、今週もトークショーのノリで行ってみましょう!

司会者「レディース&ジェントルメン & ビジネスメン! 第345話の、二シタニ・トークショーを、どうぞー!」(拍手……)


●命運がズレている人がいる
100人に一人ぐらいの割合で、手相を観ながら「おやっ」と思う人がいます。手相を観ると性格や才能が分かることはもちろん、様々な事が起こる時期も流年法で測定すれば、正確に分かるものです。それなのに手相に恋の印がハッキリあって、当然恋をした年なのに、聞いて見ると恋をしなかった・・・とか、あるいは独立して成功の一歩を踏み出す幸運の時期であったにも関わらず、何もしていない(会社員のまま・・)というような人も稀にいます。

稀とはいえ、「何故、そういう人がいるのか?」私の中では大体答えは出ていたのですが、先日、四柱推命師の壬生明生(みぶあきお)氏(私から手相の真髄を学び、現在は創文の鑑定オフィスで毎週金曜日に四柱推命の鑑定をしている。これ以降は"さん"と呼ぶ)と食事をしている時に、彼から、まさに「我が意を得たり!」という私の答えに確信を持てる話を聞きました。


●良い命運の人なのに、運を掴めない人がいる
四柱推命は、生年月日と時間で命運を占います。実に詳しく運命が割り出せます。(生まれ時間が分からない場合は、生年月日のみでも占える)

同じ生年月日で同じ時間の生まれ、そして同性(男か女か)ならば、当然、運命は似ていて、同じころに成功したり、同じ年に結婚したり、病気をしたりします。実際多くの場合そうなります。運勢の波が同じになる。腕のいい占い師に見てもらうと、それがまた詳しくわかるんですね。

でも大体の人は命運が当たるのに、なぜか同じ生年月日であっても、100人に1人ぐらいの割合で、恋愛をする年に恋愛をしなかったり、結婚するべき年に結婚しなかったり、幸運期になっても成功しなかったり、という人生を送っている人がいるのです。

壬生さんは、そこに着目して、なぜ彼等は本来の命式から外れてしまったのか、原因を徹底的に調べたそうです。四柱推命は生年月日が分かれば、どんな人の命式も調べられるところが利点です。それで片っ端から調べていった。


●何がその人の人生を狂わせたのか?
たくさんのケースを研究する内、壬生さんは次のような確信を持ったそうです。

「良い命運が外れてくる原因は何か? それは、試練を受けるべき時に逃げてしまっているか、努力すべき時にしていなかった。本来やらなくてはならなかった時期にやるべき事をしていない・・・、それが原因です」(壬生さん)

やるべき事をやっていない為、チャンスが来た時に力が無い、とう事ですね。なるほど・・・。チャンスとは、幸運を掴むチャンスだけでなく、実力をつけるチャンス、トラブルを解決するチャンスもあります。そういう一つ一つのチャンスを掴まないでいると、幸運のチャンスも掴めない、という訳です。


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