2013/12/8
揚げたカエルの夢と、後日談

 

 

  カエルが揚(あ)がった夢をみる

 今日、お聞きした話です。
 H子さん(31歳)は、スーパーで実演販売をする「マネキン」の仕事をしています。

 1ヵ月ほど前のこと、H子さんは次のような夢を見たのでした。
 夢の中で、H子さんの前に熱い油の入った鍋が出現し、ひもを引っ張って上げると、油の中から揚がったカエルが出てきたのでした。

 「エッ! カエルが揚がってる~!」 と驚くH子さん。

 カエルの夢は、確か口論の夢だったな・・・。
 でも、揚げ物はいい夢だったハズ・・・、と私の本の夢判断を思い出すH子さん。

 それでどうなったかです。

  揚げたカエルの夢の後日談(いや当日談)

 そのカエルを揚げた夢を見た日の、午前中の事です。

 マネキンの仕事で依頼のあったスーパーの肉のコーナーに行くと、ナント、もう一人、マネキンの女性が呼ばれて来ていたのでした。
 つまり、マネキン(実演販売員)がダブったのですね。

 それで、「これはどういう事ですか?」 と売り場の担当マネジャーに聞くと、誤ってもう一人の人を頼んでしまっていたことが判明したのでした。

 そこで申し訳ないと思ったマネジャーは、H子さんの為に、本来やるハズだった場所よりももっと目立つ、人通りの多い場所に、牛肉の試食販売コーナーを特設で作ってくれたのですね。

 それでH子さんは、本来やるハズだコーナーのマネキンさんより、何倍もの売上げをあげる“幸運な結果”になったのでした。
 
 それでは、この夢の解説をしましょう。

   西谷泰人の夢解説

 カエルを揚げた夢・・・この夢は、カエルの夢である口論(凶夢)を、みごと逆手にとって揚げ物=幸運な夢にすげ替えた、という事を現しています。

 揚げ物の夢・・・行き詰っていたり、停滞していたものが好転して、盛運に向かう吉夢です。

 それで本当に、「凶転じて、吉」 の現実になったのでした。

 おめでとうございました!

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