2011/3/2
世界的建築家・磯崎新氏 哲学者・高橋正和教授
梅園哲学研究の第一人者で、大学教授・高橋正和先生の手相鑑定をした日のことです。
高橋先生は、私の手相鑑定の正確さと面白さに感激なさったようで、親友の世界的建築家・磯崎新(いそざき あらた)氏に、その場で電話をお掛けになった。
高橋氏 「磯崎さん、今から時間とれないかい。」
磯崎氏 「いや、急ぎの仕事が入っているんで とてもダメだ」
高橋氏 「そうか、今 有名な手相の先生が来ていて、鑑定してもらって、その鑑定のスゴサにビックリしたので、あなたの所に一緒に行こうかと思ったんだが、ダメか。それは残念だ」
磯崎氏 「何? そういう事なら 幾らでも時間はあるよ。直ぐに来てよ」
という事で、磯崎新氏の事務所に直行しました(笑)。
その時の両氏の鑑定に関することは、拙著『的中手相術』(創文刊)の46p~48pに紹介しています。ご覧ください。
それでは最後に、高橋正和教授からは、私の手相の推薦文を頂いていますので、ご紹介します。
われわれの人生のすべてを言い当てた
哲学者 高橋正和
私は西谷氏の読手相術に驚き、親友の磯崎新のアトリエにそのまま誘い込んだ。
西谷氏は我々二人の手相を前にして、建築学や哲学では覗き見ることのできない我々の人生のすべてを云い当てた。
30分ほどの鼎談は、どんな映画や小説よりも我々を驚かせ、魅了し、神秘の世界に夢遊させてくれた。自分自身のことだから、我々も必死になるさ。
自分自身の人生の研究に、人は誰しも限りなく執着している筈のものでありながら、近代科学の精神は、神が全霊を傾けて個々の手のひらの上に描いた 緻密な運命の設計図を解読することを、迷信として拒絶してきた。馬鹿ばかしい限りである。