2013/01/19
遺伝があなたの職業選択に影響する!
自然に目指す職業は、
先祖の就いていた職業
 (Yさんのお嬢さんの場合)


  Yさんのお嬢さんが、「先生」を目指す訳は・・

 先週鑑定にいらっしゃったSさん(女性 40歳)から、お聞きした話です。

 Sさんのお嬢さんのM子さんは、現在14歳。
 勉強が好きで成績もとても優秀で、中学Ⅲ年だというのに、早くも教育関係、特に先生を目指している、といいます。

 それで、お嬢さん(M子さん)のルーツをお聞きすると、
 父親は会社員ですが、父の父(祖父)が大学の教授で、その祖父(曾祖父)は大学の名誉教授。
 また父の母親も大学教授。そして、母(今日いらっしゃったS子さん)の母も教師という家系でした。

 こうなると、先祖から受け継いだDNAの中の、教師の素質の部分が点滅している(活性化している)、と考えると分かりやすいでしょう。
 その素質を引き継いでいるM子さんは、無意識の内に、先生に成りたいと思い、目指すことになったという訳です。

 「先祖が経験してきた事は、魂に記憶して生まれて来ている」 と、私の『年を取るほど時間は速く進む』(創文刊)で述べましたが、まさにM子さんも・・です。

 お断りしておけば、彼女は、祖父や曾祖父、祖母などの教育者に会って、感銘を受けて先生を志した、というのではなく、むしろ、先祖の事はまったくと言っていいほど知らない、というのが実情です。

 不思議な事ですが、先祖の体験まで記憶の奥に持って生まれてきている、という事です。

  小柄なのに、「プロレスラーに成りたい!」 という
            A少年の動機は、どこから・・?

 一つ私の知っている人に、Aさんという、小学校の時からよく存じ上げてる男性がいます。

 彼は大人になって168センチですから、小学校の時などは、背も低い方でした。
 でも、小学校2年生ぐらいの時から、A少年の夢は、「プロレスラーに成りたい!」というものでした。

 「サッカー選手に成りたい」 とか、「俳優に成りたい」 というなら分かりますが、小柄なのに「プロレスラーに成りたい」、という子供はそういないでしょう。

 でも、Aさんの母親に会った時に、聞いた話で納得が行きました。
 母親の別れた夫(Aさんの父)が、プロボクシングの世界的選手だったのでした。つまり格闘技の選手ですね。

 その事を母親は、息子であるAさんには黙っていて、知らせていなかったのに、自然の内にAさんは格闘技である「プロレスラーになりたい!」、という気持ちが芽生えたという訳です。

  しかしAさんは、ある時膝(ひざ)の怪我をして、プロレスラーの道を断念せざるを得なくなったのでした。
 本人は「残念で残念で・・」と今でも言っています。

 という事で、子供の頃から父親がやっていた“格闘技”に強い志を抱いたことが面白いと思い、紹介しました。

 最後にそのAさんの現在ですが、今も変わらず、武道や格闘技に強い関心があり、武道の有段者である事を付け加えておきます。

 このように、人の素質や才能、好きの衝動、そして志す分野は、
 先祖が体験や修得したもの、好きで夢中にやっていたもの・・が、子孫であるあなたに強く影響し、惹かれる要因になっている、と言えます。

 皆さんも先祖を研究して、自分の生き方の参考にしてみて下さい。

 *人は先祖の体験や職業の経験、またDNAが、人生に強く影響している、という話は、私の『『年を取るほど時間は速く進む』(創文刊)に。また天職を探す方法はこの4つを調べよう(先祖もヒント)・・など、私の『人と同じじゃ意味がない』(創文刊)で詳しくお話ししています。
 ご参照ください。

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 お待ちしています!

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