2006/09/07
★母の夢で、命拾いをした話
今日鑑定した、38歳の男性Mさんから聞いた話です。
Mさんが小学校2年生の夏の日のことです。
1歳年上の兄と、毎日のように川へ泳ぎに行っていた彼は、その日も川へ出かけようとしていました。すると、何故かその日に限って兄が「行きたくない」、と言う。
更に、毎日のように、「早く、川ヘ行って来なさい」と決まって言う母が、何故かその日だけは言わない。
それでMさん、その日は川遊びは中止したんですね。
家にいて、しばらく経つと、空が暗くなってきて大雨が降り始めた。
そうして、しばらくすると、「お~い」という声がするような気がする。でも気のせいかなと無視していると、また遠くから「お~い」と声がする。
玄関を開けてみると、毎日一緒に川遊びをする近所の仲良しの子が、大人の男性に抱えられてこっちに向かって来てたんですね。なんとその子は、川遊びの最中に大雨が降ってきたので、川を引き上げて帰り道、杉の木に落ちた雷に打たれて即死してしまったそうです。
もしその日、何時ものようにその子と一緒に遊んでいたら、一緒に同じ道を帰ってくるので、たぶんMさん兄弟も死んでいた・・・でしょう。
このように、危機一発で難を逃れたのですが、それには訳がありました。
実はその朝、お母さんが、自宅が火事になる夢を見ていたのでした。
それをおばあさんに話すと、
「『火事の夢を見ると、水の災難に遭う』と、村では昔から言い伝えがある。今日は川に行くのはやめた方がいい」、と言う。それで、川行きを、お母さんが進めなかったという訳でした。
これが今日鑑定した、Mさんのお話です。
ちなみに、夢判断では「我が家が火事にあう夢」は・・・逆夢で、災難を免れ、一家繁栄の吉夢なのですね。
今回の出来事からすると、お祖母さんが言った「火事の夢は水難に注意」も、私の夢判断の「災難を免れ一家繁栄する」も、どちらも当たっていたと言えます。
夢を正しく解釈できれば、命拾いもする、というお話でした。
*この話は、夢判断のコーナーにも紹介しておきます。