2014/11/7
“５倍大凶方位”に引っ越した、
「娘」に起こった事は・・・
Ａ子さんの体験談）

　　今日は、方位体験談をご紹介します。
　方位学をご存じない方は、方位の専門用語を飛ばし読みして、ご覧ください。

　　「５倍大凶」 の方位に引っ越す

　数年に１ヶ月か２ヶ月、「５倍吉！」 という大吉方位が出現します。
　この方位は、とっても良いことが起こるのですから、大歓迎です。

　ところが反対に、数年に１ヶ月か２ヶ月、「５倍凶」 なる大凶方位が出現します。
　この方位は、とっても悪いことが起こるので、問題です。

　そんな悪い方位に行ったら、どんな事が起こるか、実際に行った人の話を伺いました。
　今日は、その体験談をご紹介します。（これは貴重な体験談です）

　正確に言いますと、私の鑑定日記を毎日お読みになり、私の本で勉強し、方位のこともよくご存じのＡ子さん（４７歳）という方がいらっしゃいます。

　そのＡ子さんのお嬢さんが、Ａ子さんの反対を押し切って、「５倍大凶方位」 に引っ越しをなさったのです。
　その後日談を、先日の鑑定の際に、詳しくお聞きしたという訳です。

　＜引っ越した方位は・・＞
　お嬢さん（２２歳）は、八白土星生まれ。
　引っ越し日は、今年２０１４年の７月５日（６月の月盤）で、引っ越した方位は、南３０度へ１２ｋｍほどの距離でした。

　＊引っ越しの場合は、数十メートルの移動でも、大きな方位効果が発生します。

　今年の６月の盤というと、南３０度の方位は、八白土星生まれのお嬢さんにとっては、
　・南に八白が回り本命殺（凶方位）。
　・そこに大歳が入り３倍化（凶方位に場合は、３倍凶）。
　・年月の盤が同会して、２倍化（凶方位の場合は、２倍凶）
　計５倍凶！ の方位となります。

　引っ越しの理由は、職場が南方位に変わったので、その近くのマンションで１人暮らしを始めたい、という希望からでした。

　よりによって、今年の５倍大凶になった時に、南に行くなんて・・・という訳で、お話を伺うと。

　　うつ病と、強迫神経症の症状で、毎日地獄の日々・・・

　引っ越しを決めた５月ぐらいから、お嬢さんは、ぜんそくが始まったそうです。
　（方位は、行くと計画した時から、効果・影響が出始めます）

　彼女は日に日に体調が悪くなり、精神的にも落ち込んで行ったそうです。
　そして引っ越し後・数日で、うつ病のような症状が始まり、不安で眠れなくなり、１ヶ月もしない内に、体重が４ｋｇ痩せたそうです。

　その為、自分はがんに罹っているんじゃないかと、毎日心配で、病院に何度も診察に行ったそうです。
　「強迫神経症」 の症状ですね。

　病院では、大丈夫と言われても、心配で、絶対どこか悪い筈だ、と思い込んで、再度診察を受けます。
　それでも異常なしと言われると、納得がいかず、今度は違う臓器の診察を受けます。

　そして、大丈夫と言われても信用できなくて、また検査を受けます。
　それでまた大丈夫と言われても、また・・・。

　これは強迫神経症の代表的な症状です。
　こうして、毎日母親であるＡ子さんのところに泣きながら電話を掛けてきては、苦しい心境を訴えたそうです。

　「胸が苦しい・・・、息が出来ない・・・」、
　「自分はがんだ・・・」、
　「一人暮らしなんて、するんじゃなかった・・・」

　こんなマイナス思考が次々出てくる・・・これは、凶方位に行って、意識が狂ってしまっている為に陥っている、症状です。

　毎日、電話でお嬢さんを慰めるＡ子さんでした。

　でも最後は、お嬢さんも限界が来て、８月２７日で住まいを解約し、他の所にしばらく泊まり、９月１４日に実家に戻ったのでした。

　それで、メキメキと体力が回復し、心身共に、元気を取り戻したそうです。

　「今では、元の娘にかえり、普通に会社に行っています」（Ａ子さん）

　　西谷泰人の方位解説

　それでは、この南の大凶方位の解説をします。

　凶方位の、それも５倍化した方位（５倍大凶方位）に、１２ｋｍも引っ越したら大変です。

　南は人体で言えば、頭、精神です。
　南の凶方位に行くと、精神が狂ってしまうので、精神病的におかしくなってしまいます。
　でも自分では、「自分は正しい！」 と思ってしまうところが、怖いのですが。

　精神を病むことで、色々な体調不調を呼び込みますので、お嬢さんは心身共に苦しかった訳です。

　八白の彼女が、自分の星・八白の方位（本命殺）へ行ったのですから、自分が原因で不幸や苦労を呼び込みます。

　　うつ病や、強迫神経症に罹（かか）る原因は、
　　多くが食べ物である

　私はＡ子さんに、次のようなアドバイスをしました。

　お嬢さんが実家を初めて離れ、Ａ子さんが作るバランスが取れていた食事から、急に一人暮らしで、好きなものを食べる生活に変わった事が、うつ病や強迫神経症に罹った原因の一つだと申し上げました。

　ジャンクフードや甘いお菓子類、コンビニなどの油っこい出来合いの料理ばかりを食べていると、神経が過敏になって、些細なことでキレたり、参ってしまう、忍耐力のない性格になってしまいます。

　凶方位は、間違った意識で判断する、間違った情報で判断することで、居れば居るほど、どんどん不幸の深みにはまって行きます。

　そんな時は、引っ越し先のマンションを出て、方位の良いところに移るのがベストです。
　凶方位を、短期間で抜け出すようにした判断（Ａ子さんの判断）は、正しかったのでした。

　という事で、５倍凶方位へ引っ越しをした、珍しいケースでしたので、ご紹介しました。

　凶方位へ行ってしまった方は、大吉方位の旅行や引っ越しで、運気アップしてください。
　幾らでも、挽回できますので、ご心配なく！

　＊鑑定日記の感想や、新刊の情報をくださる方は、
　sobunnep@za.wakwak.comまでお送りください。
　お待ちしています！