しかし、一つ問題がありました。
 「西谷先生の『吉方旅行』の本によると、吉方旅行は、住まいから100km以上、現地3泊(以上)という条件が書いてありました」 (Y子さん)

 地図を広げてみると、彼女の住む奈良県からは、一番遠い東南60度というと、最長でも40kmしか取れない事が判明したのです。
 ナゼなら、その先は海だからです。

 「う~ん、どうしよう」
 迷ったY子さんでした。

 でも、「行こう!」 東南方面への旅行を決行することにしたY子さんでした。

  大吉旅行の後日談

 そして、東南60度の大吉旅行(現地3泊)から帰ってしばらく、正社員で就職できる会社を探すY子さんでした。

 すると早速、4月3日から正社員で来てください、といういい会社が見つかったのです!
 そしてY子さんは、現在その会社に勤務しています。

 本当に幸運な出来事でした。

  40kmの吉方旅行であっても、効果がハッキリ出た訳は

 旅行のパワーは、移動距離 X 滞在期間 X 何倍吉 です。
 すると、今回の旅行は、40km X 3泊 X 4倍吉=480ポイント です。

 効果がハッキリ出る条件の、
 100km X 3泊 X 1倍吉=300ポイント を軽くクリアーしています。

 ですから、文句ナシに吉方の効果テキメン なのでした。

 もっとも、移動距離が100km以上なら結果が出て、100km以下なら全くダメ、というものではありません。
 50kmでも10kmでも、それに見合った効果が出ます。

 しかし、どんな人でも、100km以上なら目に見えて大きな幸運が起こり、方位の素晴らしさを体験できる、という事で、分かりやすく距離を設定しました。

  3泊、2泊、1泊 のパワー数値

 復習になりますが、方位効果の強さは、
 現地3泊した場合を100%とすると、2泊しかしない場合は30%、1泊だった場合は10% となりますので、それも考慮にいれて、吉方パワーのポイント数を測定してください。

 という事で、吉方旅行の移動距離が100km以下でも、方位効果は出る、というお話でした。

 *本文中に出てきた、何倍吉という表記は、私の方位学の本、「吉方旅行」(マガジンハウス刊)や、「正しい方位学ガイド」(創文刊)の、吉方位早見表で使用している倍数です。

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