2012/05/27
鳥取鑑定所で魚釣りをして、
受け取ったこと
鳥取鑑定所で、釣りをする
5/26(土)は、羽田から一っ飛びし、久し振りに鳥取県倉吉市の実家から車で30分ほどの距離にある、大きな湖(東郷池と言うが、かなり大きな湖)の湖畔の鳥取鑑定所で、魚釣りをしました。
(この東郷池は一部が海から近いこともあり、弱塩水。海の魚も多少釣れる)
すると、こんな事がありました。
その東郷池での魚釣りには、魚の餌(えさ)に、ゴカイというミミズの親戚のようなグロテスクな生き物を手で付けて釣ります。
でも今回は趣向を変えて、毛バリで釣ろうと思ったのですね。
*毛バリ・・・人工で作った小さな羽の付いた虫の偽物、あるいは毛虫の偽物。見た目が本物の虫に見えるので、魚は食いつく。よく鮎(あゆ)釣りなどに使う。
毛バリに変えようと思った理由は、今までは全然なんともなく付けていたゴカイの釣り針付けが、今回は妙にイヤな気持ちになったからです。
でも、釣り具屋に行くと、そこのおじさんから、
「毛針じゃ釣れないよ。やっぱりゴカイ、ゴカイじゃないとね」
そう、何度も言われたのでした。
「・・・そんなに釣り具屋のおじさんが言うのなら、じゃやっぱりゴカイで釣るか・・」
それで、結局ゴカイを買って帰りました。
でも実際、ゴカイを付ける段になると、
「うっ、気持ち悪い・・」。
それでも、我慢して針にゴカイを付けて、朝から釣り始めました。
しかし、全然釣れない。2時間半経っても1匹も釣れない。
それで、昼になった時に、「これはやっぱり毛バリがいい!」 そう思ったのでした。
そして昼食の後、再度 釣具屋に、毛バリを2種類買いに向かいました。
店に着くと、釣具屋のおばさん(主人のおじさんは昼休憩に入っていたようで、奥さんが出てきていた)からも、「毛バリじゃ釣れないよ・・」と言われながら買ったんですけどね。
いよいよ毛バリで釣る
そして毛バリを付けて、いよいよ午後の釣りに入りました。
「毛バリはイイな~、まったく気持ち悪くないし、手が汚れない・・。それに、ゴカイのように何度も付け替えなくていいし」
それで毛バリを2つ付けた釣り糸を、私は池にチャポンと投げたのでした。すると ナント! ほんの10秒ほどで、一匹釣れたのでした。
ヤッタ~ッ! 釣れた 釣れた!」
小鯵(こあじ)のような魚でした。小さい15センチほどのものでしたが。
その15分後に、また同じサイズた小鯵風の魚が1匹。
そして、その30分後にまた1匹(これはチョット大きい、20センチぐらいの小鯵風の魚)。
実はその後にももう1匹釣れたのですが、これは岸にもう一息という手前で釣り落してしまいました~。
という訳で、ゴカイなら2時間半全然つれなかったのに、毛バリに変えたらあっという間に釣れたのでした。
これは、何かを教えている現象だと感じました。
人は既成概念で、ゴカイでないと釣れない、とか、皆がいいと言っているやり方でないとダメ、と思っています。でもその考えは誤りで、自分でいいと思う新しいアイデアが 思いがけない好結果を生む、と感じました。
頑張っているのに、結果が出ない。成果が上がらない・・、そういう方は、私の土曜日の魚釣りの体験を″現象占い″として、ご参考ください。
もっといい方法があるのに、すぐに成果が出る方法や生き方が他にあるのに、既成観念で行き詰っている。
そうだとしたら、もったいないですね。
皆様の健闘を祈ります。