飛び込んできた虫を、
3日待った末に
逃がしてやりました~ア
今日は、一つ嬉しい事がありました。
3日前に、たまたまトイレの小窓(すりガラスに網戸つき)を開けた瞬間に、飛び込んできた虫(以降、小虫と呼ぶ)がいました。
緑色の半透明な羽をつけた、全長2センチ位の細長い普通にいる虫です。どちらかというと、キレイな方の部類。
トイレの中じゃ食べ物もないし・・、死んでしまうんじゃないかと心配した私は、時々1~2分ほど窓を開けては逃げ出してくれる事を試みたのですが、なかなか出て行ってくれません。何度かやったのですが、網戸まで開けていると、他の虫が飛び込んで来るかもしれないので、断念。
その小虫は、天井に止まっていて、窓を開けても逃げ出そうとしません。うちわで強く扇いでも、それでもしがみついて決して動きません。
これは、しょうがないからと長期戦に持ち込むことにしました。
小虫は、天井にしがみついているとは言え、時々見ると、その度に50センチぐらい移動していますから、飛んでいたのかもしれません。
夜、1分ほどですが、トイレの小窓を開けて、中の電気を真っ暗にしてトイレの入り口の戸を閉める。そうすると、小窓の外に街灯の明かりを見つけて、小窓から出て行く~、そう思ったのですが、電気をつけるとまだ天井にくっついている。
むむむ・・・。
2日目も、出て行かない。
そうして3日目のこと。
段々、元気がなくなってしぼんだようになってきた小虫を見て、今日こそ何とか助けてやらねばと思った私は、今日のお昼、何回目かのトイレの時に、ビニール袋で捕獲して逃がしてやろうと思い(私は止まっている虫のビニール袋捕獲は得意なのです~)トイレの中の様子をそっと覗きました。
すると、ナント! 小虫は、小窓のガラスの所で外を見て、出たそうにバタバタしているではありませんか~!
これはチャンス!とばかりに、小虫がジッと小窓にへばりついた所を見計らい、小窓をそーっと開け、深呼吸をした私は、この羽虫を一気に外に吹き飛ばしたのでありました~~~!
小虫は、自由で無限に広い大自然の中に、ビックリしながら飛び去ったのでした。
やった~っ! これで、彼も(彼女かもしれない)何か食べ物を食べて、生き延びてくれるだろう。ムシムシ。そう喜んだ私でした。
外への出方が分からない小虫、出方を知っている私の忍耐。
虫にすっかり親心を抱いていた私でした。
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