2013/11/07
長生きをしたければ、歯を丈夫にすること
「長生きできますか?」 の質問を受けて
鑑定のときに、お客様から、
「先生、私、長生きできますか?」 と聞かれることがあります。
そこで今日は、長生きをする秘訣である、歯の丈夫さについてのお話です。
今週号の『女性自身』(11月19日号)に、順天堂大学教授・小林弘幸氏の連載/血流講座で、
「自分の歯が多いほど、長寿につながる」 という話が出ていました。
その1部を紹介すると、
歯の数が増えるにつれて寿命も延びる
厚生労働省では、80歳でも自分の歯を20本維持することを提唱しています。
・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・
厚生労働省の調査によると、65~74歳の歯の数は75年~05年の間に、男性で7.3本、女性で9.5本増加。
一方、平均寿命もそれぞれ6.8歳、8.6歳伸びています。
歯の健康は、長寿にもつながるんですね。
(『女性自身』〈11月19日号〉より)
2005年に行った厚生労働省の調査ではじめて、80歳で自分の歯が20本残っている人の割合が二割を超えました。二十年前の調査では平均わずか5本だったのと比べると格段の進歩といえます。
大富豪/ロックフェラーの長寿の秘密
歴史上の大富豪に、石油王のロックフェラー(米国。1839年7月8日 – 1937年5月23日)がいます。
彼は、97歳10ヵ月強という長寿だったのですが、死ぬ間際まで、虫歯が1本もなかったのでした。
米国人の平均寿命が、1930年代は59.85歳だったことを考えると、当時としては相当な長寿!です。
歯の丈夫さと、長生きは、深い関係がありそうです。
ではここで、人相から見た歯の意味を紹介します。
*人相でみる「歯」の意味は・・・歯は精力と大きな関係があり、歯の丈夫な人は、精力旺盛で元気です。
歯を丈夫にする簡単な方法
ところで日本人の話に戻しますが、年齢別にみていくと65歳から70歳の間に平均で10本以上の歯が抜けてしまうといいます。
原因は歯周病が41.8%、虫歯が32.4%で、大方がこの2つです。
では、歯周病についてもう少し詳しく述べてみましょう。
*歯周病は・・・細菌による感染症です。
この病気は、プラーク(歯垢)の中の歯周病菌がハグキに炎症を起こし、徐々に周りの組織を破壊していく細菌感染症です。痛みなどの自覚症状がなく進行するので、別名サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)と呼ばれ、症状が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、やがて歯が抜けてしまう原因になります。
歯周病には、不十分な歯みがきや歯ぎしり、かみ合わせが悪い、といった口の問題だけでなく、喫煙、ストレス、不規則な生活習慣などが関係しています。
つまり、歯周病は生活習慣病の一つなのです。たばこを吸う、疲労やストレスをためている、よく噛まずに食べる、間食が多い、つい夜ふかしをしてしまう、そんな人は歯周病に要注意です。
(G・U・mのサイトより)
自分の歯を守る、簡単な方法
私の知っている97歳の女性がいますが、その方は虫歯が一本もないのですね。頭もしっかりしています。
彼女に、どのようにして97年間も、自分の歯を維持してきたかをお聞きしましたら、
「3食の食事のあとに、必ず歯を磨いています」、という答えでした。
こんな簡単な習慣で、歯が守れ、引いては長生きできるのなら、やってみるしかありませんね、
という事で、今日は歯と長寿の話でした。
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