2009/01/24
長寿者には歯の丈夫な人が多い理由

 私はテレビに出演して長寿者の手相を鑑定したりもしましたが、長寿者には“歯のいい人”が多いように思いました。つまり自分の歯がたくさん残っている人が多かった。

 歯のいい人は身体を支える栄養である食物をしっかり咀嚼し、消化に良いこなれた状態にして身体に取り入れる事が出来るので、長生きは当然、と言えます。

 それは「歯は1本抜くと2年寿命が縮まる」、などと言われている事からもうなずけます。それぐらい歯って大切な器官なんですね。歯を一本抜く事による、他の部分への歪(ひず)みやダメージは、(気付か無いかもしれませんが)想像以上で計り知れないもののようです。
 人相でも、「歯を抜くと精力が弱る」、といいます。そんな事いうと、うちの夫は浮気ばっかりするんで、歯2~3本抜いて丁度いいわ、なんて言う人も居るかもしれませんね。

 ところで、長生きをする動物である象(寿命は60~70年)だって、この年齢で寿命が来るのは歯がすり減ってしまって物が食べられなくなるから、と言われている程です。象にもいい歯を作ってあげると、長生きするゾウ~、なんてね。

 先日鑑定した女性(Aさん)のお祖母さんは、90歳代でまだ食欲旺盛でお元気だそうです。お聞きすると、なんと、虫歯が1本もないそうです。全部自前の歯~!
 その秘訣は、若い頃から食事の度に、食べ終わると必ず歯を磨くのが習慣だそうです。そう言えば、私の知る90代で虫歯が一本も無い元気な長寿の女性も、やはり食べた回数、歯を磨いていらっしゃいました。チョッとした努力で歯は守れるんですね。

 健康になりたい、長生きしたい、心身とも元気で年を取っても仕事をしたい、家族や周囲の為に少しで長く元気でいたい・・・など元気で長く活動したい人は、歯を大切にしましょう。

 その秘訣が意外にも、歯を小まめに磨くところにあった、というお話でした。

 実は私は、Aさんからその話を聞いてからは、毎回食事が終わる度に歯を磨いております。習慣化してきていますよ~。
 皆さんも、如何ですか!?

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