酒井法子被告が使用した
“覚せい剤”の本当の恐ろしさ
覚せい剤取締法違反の罪に問われ、10月26日の初公判で罪を認めた女優・酒井法子被告(38)。
今日は、その覚せい剤にハマって、大変な目にあった人の話しを紹介します。
覚せい剤は、快楽ばかりではない。実は、その反対の地獄の恐ろしさも知っておかなければ、取り返しのつかない大変なことになるからです。
以下は、最近の『週刊女性』に掲載された記事です。紹介します。
麻酔が効かない身体なのに、手術でお腹を切られそうに・・・
<東京都在住のWEBデザイナー・鈴木道子さん(28・仮名)は、交際中の恋人にすすめられ、覚せい剤の罠にハマり苦しんだという。
4年前の夏のことだった。「ラブホテルで彼氏が、やってみない?って。ビールに砕いた覚せい剤を少量入れて飲みました。・・・・・・軽いノリで覚せい剤を身体の中に入れてしまった。
・・・・・・・・中略・・・・・・・・・
夜が明けても、覚せい剤に支配されたままの身体は、コントロールを失っていた。
「寝ないで(セックスをして)朝になってお風呂に入ったら心臓のドキドキが止まらなくって、死ぬんじゃないか、と思った。心臓がパクパクして、声を出そうとしてもハァという声しか出ない。本当にヤバいと思った。もう2度とやらない、ってそのときは真剣に思った」
だが誘惑から逃れることはできなかった。彼氏と次に会ったとき、口から出た言葉は「また、やりたい」
・・・・・・・・中略・・・・・・・・
やめるきっかけになったのは、昨年夏の交通事故だった。大型トラックに巻き込まれ、大ケガを負った。病院に救急搬送されたが・・・・。
「痛み止めの注射が全然効かない。看護婦も”おかしいわね”なんていっているから、バレるかと思って、効いたふりをした。
ぱっくり開いた太ももを麻酔の効かないまま縫われた。両足も骨折していたけど、一切麻酔が効かない状態で治療しなければならなかった。自分のしてきたことを、後悔しましたね。
内臓とか身体の中が壊れてなかったことに感謝しました。麻酔が効かずに腹を切られたら、と思うと今でもぞっとする。
あの地獄の夜は忘れられません。身体中の血管に釘を刺されて、足をグイグイと引っこ抜かれようとしている感じで、木の棒で背中や胸を押されているような痛みでした」
鈴木さんはなぜ麻酔が効かなかったのか。NPO法人『国際薬物対策センター』によると、「麻薬のモルヒネというのは、覚せい剤と同じなんです。ですから中毒患者は覚せい剤に耐性ができているから、麻薬は効かなくなります。
鈴木さんのようなケースで麻薬を効かせたいのなら、致死量のモルヒネを投与しないとムリでしょうね」 >
(2009.9.1月号 週刊女性 元中毒女性が激白!より)
3年間のクスリ漬けの生活の後、交通事故による手術地獄の激痛によって、クスリをやめてから1年がたった鈴木さんが語った、覚せい剤の恐ろしさでした。
私の鑑定した女性の一人にも、かつて麻酔が効かないまま、卵巣摘出の手術を受ける事になった女性がいました。両手両足を看護婦に押さえつけられて、外科医に腹を割かれ、内臓を切られる激痛は想像を絶し、殺して~! と叫んでいたそうですから、それは恐ろしいですね。
快楽を味わったのはいいが、同時にその分、麻酔が効かないという恐ろしいリスクを背負うことを知らなければなりません。
という事で皆さん! 今日は覚せい剤の知られざる部分の お話でした。
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2009/10/28≪お便り≫
昨日、本屋で、西谷先生の手相の記事が載っている雑誌を、 見つけました
昨日、本屋で確か雑誌(ゆほぴか)(だったと思うのですが、、)の臨時増刊ムック本だったと思うのですが、読んでみたら、西谷先生の手相の記事が載っているのを見つけました。
女優の宮崎ますみさんや、カウンセラー下河原啓さん、経営者の尾崎ゆりさん、元女性誌カリスマ編集長の男性(確か桜井さん?)や、漫画家やなせたかしさんの手相の解説や、その方々のインタビュー記事など載っていて盛りだくさんでした。
すごく参考になりました。ありがとうございました。
(K.)
スミマセン~。お知らせするのをすっかり忘れてました。 いろいろ取材を受けて、そのまま忘れて、気が付くと、私の記事が雑誌に出ていた、という事が時々あると思います。
忘れないように気を付けます!
11月上旬にも、執筆した他の雑誌があったな・・・、調べてまたお知らせします。(西谷)
* ちなみに、今回お便りでお知らせいただいた、西谷泰人執筆の手相記事 掲載(2日前発売)の雑誌は、以下のとおり。
ゆほびかGOLD vol. 5 『幸せなお金持ちになる本』(ゆほびか編集部 定価800円 発売日: 2009年10月26日 定価: 800円 税込)