2011/3/27
 運のいい人と組もう、
運のいい人を選ぼう

 ●中心者が国の運を担う

 今日は、本日 目にした次のニュースを元にお話しします。

 北朝鮮に43万トンの食料援助を
    =国連、調査結果を各国に説明

 【ニューヨーク時事】世界食糧計画(WFP)高官が25日、ニューヨーク市内で、北朝鮮の食料支援要請を受けて行った現地調査の結果について、日米韓を含む約40カ国の代表に説明、約43万トンの食料援助が必要と伝えたことが分かった。国連関係者が明らかにした。

 今年2~3月の現地調査の結果、北朝鮮で今年度(昨年11月~今年10月)、610万人が食糧難に陥るとの報告書を作成した。
 昨秋の前回報告より、110万人分上方修正した。北朝鮮の人口は推定2400万人

(時事通信 3月26日(土)配信)

 私はこのような北朝鮮の、天候異常による不作、飢餓、貧困、あるいは大洪水のニュースを毎年のように目にします。本当に哀れな北朝鮮の人々・・と思います。

 前にも述べましたが、国の中心者の運(=徳)が、国の運を99%左右します。

 つまり北朝鮮の場合は、為政者(金正日)の徳が そのまま国の状態として反映している。

 という事は、国土に食料が出来ない、国民が食べる事もままならない・・これは如何に徳のない中心人物か、と哀れみさえおぼえます。
 徳がない(=運が悪い)中心者の為に、その国の国民はえらい目に遭うんですから。

 ●中心者の人徳が周囲に反映する

孔子もこう言っています。

論語 子路第十三 13 のくだりより。

子曰。苟正其身矣。於從政乎何有。

子曰。『苟くも其の身を正しくせば、政に従うに於いてか何かあらん。』

読み:子曰(し のたまわく)。「苟(いやし)くも其(そ)の身を正しくせば、政(まつりごと)に従うに於(お)いてか何かあらん。」

解釈:孔子がおっしゃることには、もし為政者が自らを正しくすれば、 国を治めるのに何の困難があろうか

 逆の言い方をすれば、
 「国の政治を担う者が間違った考えや思想を持っていると、国が乱れ、とんでもない天変地異や干ばつ、不作、疫病などの困難が、それも次々にあるぞよ~」 という意味です。

 現在の日本の場合も同様。いや、更にヒドイ事態になっています。
 時の首相は、苟くも其の身を正しくせば・・・なんて言っても、聞く耳を持たないでしょうね。退場願うしかない。(このままでは災難が続く・・・)

 ●ファインプレーより、運がいい が上

 政治に限らず、何においても 外見や学歴、仕事の手腕より、”運のいい人”がトップにいること、これが一番大切です。

 運がいいという事は、別の言い方をすると、徳がある という事。
 これは結婚相手、仕事のパートナー選び、入ろうとしている会社や組織、チームのトップ選びなど、何にでも適応できます。

 運のいい人を、野球の選手に例えるなら、こんな感じです。

 必死にファインプレーを連発する選手はすごい~と賞賛されますが、もっと上の選手は、初めから打球の飛んでくる位置に立っていて難なく捕球する。その為、スター性はなく目立たない。

 政治家で言えば、
 国の危機的状況に、見事な外交や政策・手腕で危ないところを見事に切り抜け、国を守った名宰相といわれる人物と、

 別にこれといって活躍していない(ように見える)が、その人がいるだけで、すべての事が上手い具合に進行し、危ない所もなく、優秀な人材が集まり、国がとても繁栄している、運のいい(徳のある)首相、の違いです。

 もっとも、今の首相はファインプレーもなく、頻発する困難に対し、後手後手に回っているのですが。

 という事で今日は、<運のいい人と組もう、運のいい人を選ぼう> というお話でした。

 今日の更新時間・・・22:30

(今日もまた、更新がタイムリミット ギリギリになってしまいました~。話したい事がいっぱいあって・・・)

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