2008/04/21
身体に変化が出る程やれば、立派なもの
先週の土曜日に鑑定したCさん(32歳 女性)のお話しです。
彼女の交際中の彼氏は、着付けのプロでこれまで18年間やっている、という事でした。それで私は、彼女にこう質問してみました。
「あなたの彼は、着付けをこれまで18年もやってるんですか。すると、きっと指に変化が出ているでしょうね。右手の人差し指の先とか変形していませんか?」
そういうと、次のような、こんな答えが返ってきました。
「ええ、彼は人差し指の先が少し曲がってきています。それと、右手の親指の爪が、変形して凹んでいます」
「やっぱり・・・」
人差し指の先が曲がるのは、帯を人差し指に乗せて強い力でグイ、グイと毎回持ち上げるからです。
親指の爪が凹むのは、帯を整えるために、親指を帯の中に入れて一気にツーッと走らすからです。
話は飛びますが、20年近く前に、極真空手の創始者・大山倍達氏にお会いし、手相鑑定をした時に次のようにおっしゃっていました。
「体が変形するほど練習をしたり、何かを繰り返し行なって変形した体の部分は、勲章ですね」
そういって、空手で鍛えた、ご自分の手の甲の変形したこぶしを、見せて頂きました。
世界的空手家・大山氏の例でなくても、着付け18年のプロ程にもなると、身体に変化が出てきます。
身体に変化が出る程やれば、もう立派なものです。