2013/03/02
親指に、黒点が出てきて起こった事は・・・

 今日は、大阪で開催の『プロ手相家養成スクール』短期集中コースの初日でした。

 その中の、このクラス最年長の生徒さんである、Hさん(女性 70代)から、次のようなお話を伺いました。

  親指に、白点ならぬ“黒点”が出てきた訳は?

 「1ヶ月ちょっと前に、突然右手の親指の爪に“黒点”が出てきたんです。
 それで、白いマジックペンで、上から塗って隠しています」 と。

 Hさんは、爪の黒点を隠して、悪いことが起きないようにしていらっしゃるのでした。

 これが親指の爪に出る白点だったら、愛情に恵まれたり、愛する人の出現を意味します。
 でも、その親指に黒点が出たのなら、意味が正反対となり、愛する人との別れや、トラブルを表す事になります。

 それでHさんの場合、旦那さんとはもう40年以上前に離婚しているし、他に好きな人もいない。それで、
 「愛する人と言っても誰もいないしな・・」、と考えていらっしゃった。そしてこんな質問が。

 「先生、愛する人との別れというのは、人との事だけですか?」 と。

 愛する対象は、人とは限らない

 そこで私は、こう答えました。

 「いや、そんな事はありませんよ。
 人以外でも、愛するものでしたら、何でも対象になります」

 それで、うなずいたHさんは、こうおっしゃった。

 「先生、それなら愛するものとの別れがありました!
 8年間一緒に暮らした、愛犬が、1ヶ月前に急死したのです。
 その事ですね。やっと分かりました」

 そういって、深くうなずくHさんでした。

 なんでも亡くなった犬は、よく一緒に寝たりしたほど可愛がっていた愛犬だったそうです。

 Hさんは、まさか犬の事が手相の対象になるとは思ってもみなかったのが、愛犬の死が親指の黒点だったと判明した事で、ようやく謎が解けたのでした。

 という事で今日は、大阪の手相スクールでの、一コマでした。


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