2015/8/29
袖(そで)振り合うも他生の縁・・・
人は縁のある所に引き寄せられる
(N子さんの体験談)
袖(そで)振り合うも他生の縁
鑑定の際、お客様から、正に『袖振り合うも他生の縁』 (仏教の言葉)という話をお聞きしましたので、ご紹介します。
*袖(そで)振り合うも他生(たしょう)の縁 ・・・道のいきすがりに、袖が振れ合うというような、偶然でほんのささやかな出会いであっても、それは前世からの深い緑で起こっている、という意味。(故事百選より引用
)
N子さんの不思議な体験
昨日鑑定にいらっしゃった、N子さん(49歳)が、こんな体験をしました。
N子さんは、社会に出て初めて勤務した会社は、19歳(1985年)から3年間働いた証券会社でした。
その後、転職したりしつつ、20代で結婚し、離婚も経験しました。
そして2005年12月のこと。
N子さんは新しい会社で働こうと思い、派遣会社の担当者を通して、案内された会社に行ったそうです。
するとナント! その会社は、N子さんが一番最初に勤めていた証券会社だったのでした。
昔の上司、先輩と再会する
その会社は、昔、N子さんが辞めた後、合併していて、名前も住所も全く違ってしまっていたのですが、まぎれもなく、20年前に居た会社だったのでした。
星の数ほどある金融関係の会社の中の、たまたま20年振りに訪れた会社が、昔、勤務していた会社だった・・・。
当時(20年前)の上司がまだ勤務していたそうですし、お世話になった先輩だった人もまだ支店に居たそうです。
そして、それらの人と懐かしい再会をしたN子さんでした。
そして、その会社に今日まで、11年間勤めています。
そんな事もありN子さんは、入社後すぐにアルバイトから契約社員になれて、今では20年前より2倍以上の年収になっているそうです。
人は縁のある所に、収まっている
面白い話ですよね。
これは前世のご縁が余程深かったから、今世も2度もの出会い(それも長く)があった。
また、こういうことも言えます。
N子さんの場合は、20年振りだったから思い出しましたが、これが300年振りだったり、1200年振りだったりすると、思い出せないでしょうから、初めて会ったと思うでしょう。
でも実際は、夫婦や、親子、兄弟、親友、恩師、恋人、同僚、社長・・・、などと、懐かしい出会い「再会」をしていると思えば、感慨深いものです。
そして良い関係の人とは、更に良い関係になるよう、大切にしなくては、と思います。
という事で、鑑定のこぼれ話でした。
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