2009/11/03
自分に一番都合のいい、運命や環境を作ろう
人生は成りゆき任せの人が多いのですが、自分の人生を、自分にとって一番都合のいい運命に変えることをしてみませんか、と私は提案します。
自分にとって一番都合のいい、というと引っかかる人は、自分にとって一番幸せな・・・と言い換えてもいいでしょう。
例えば、何か好きなことをする人生を願うなら、専業主婦など最高です。
まずは子供を数人作って育児に勤しみ、その後の人生は自分の自由な時間です。
『ローマ人の物語』 全15巻を、15年かけて完成した、作家の塩野七生さんなど、そんな人生の典型でしょう。
塩野さんはイタリア人の医師と結婚し、子供をもうけ、離婚。ローマに在住する主婦で、大学教授でもなく、大学などに研究室がある訳でもない、一主婦。
しかしながら、一つの事に打ち込める自由な時間がありました。
彼女は毎日起きると5時間執筆して、あとは何もしないでボンヤリしているか、ブラブラしていたそうです。
年一冊の本を書くことだけに集中して、書いていらっしゃった。
このように自由に使える時間があったので、大作が完成できたのです。
人生は人それぞれです。仕事で一生懸命生きるもよし。
でも結婚して子供を育て、専業主婦をして、その後の自由な時間に何かに打ち込む、これもいいですね。
ただし、これだけは言えます。
成り行き任せで、行き当たりバッタリの人には、今日紹介した塩野さんのような人生は、なかなかあり得ないでしょう。
もし、そんな人生っていいな・・・と思うなら、まず自分の願う人生をイメージして思い描き、こんな人生になりたい! こんな人生になろう! そう思う事です。
そう願うと、そんな理想の運命を引き寄せます。
願い通り、それに合ったパートナーと出会い、それに合った運命が出現する。
もっとも、思いの入れ方にも個人差があるでしょうし、置かれている立場も人それぞれです。
でも少なくとも、こう成りたい! と思って努力を始めると、そちらの方向に運命がカーブし始めます。
自分にとって一番幸せで 都合のいい、運命や環境を作ろうではありませんか。