2012/07/26
縁起がいい名前の話~
私は電車に乗る前には、必ず「夕刊フジ」や「スポニチ」などの新聞を一つ買います。
理由は、その中にいろいろな情報が載っているし、私がテレビなどでよく一緒に出演する芸能人の記事など、必要な内容を知ることが出来るからです。
これらの新聞で私がよく読むのは、芸能人の自伝(連載)のコーナー。
橋幸夫さんとか、里見浩太朗さん など、歴代の名俳優などのデビュー前からデビューし、成功していく過程が分かって面白いのですね。
若い人は知らないような往年の俳優や歌手が毎回登場しますが、私はよく知っています。
そんな中で、最近見た面白い話を一つ。
芸名は 「三」の付く名前が縁起がいいと・・・
歌手で俳優の三田明さん、歌手の三船和子さんの両方の伝記の中にも出てきたのですが、彼らがデビューするに当たり、デビュー曲を書いた吉田正先生(三田明 命名)や遠藤実先生(三船和子 命名)に、芸名は、三の付く名前が縁起がいいから付けたよ、と言われたそうです。
当時人気絶頂だったのが、三船敏郎、三橋美智也、三波春夫、三沢あけみ、コメディアンでも三木のり平さん、そして三ツ矢サイダーさん(これって人じゃな~い! 笑)などでした。
前にお話しましたが、3の数は発展数です。また何でも三脚で安定するし、立ちます。
*3の数の不思議については、拙著『時間を上手く使える人、使えない人』の中で述べていますので、ご参照ください。
という事で、昔から芸能界は縁起を担いで名前を付けたものでした。
実力だけじゃ売れない。売れる売れないは、多くの部分が運だからです。
それで実際、その三の名前を付けた人たちが大活躍するものですから、自然に三の数は”縁起がいい名前”と定着していったのですね。
という事で、今日は三の付く名前のお話でした。