“糖尿病”の相が、はっきり出ているTさんの手相
生命線の途中に、島型がはっきり出ていた
今日鑑定したTさん(38歳 男性)は、左手の生命線の下部に、きれいな島型(1センチ強)が出ていました。
島型というのは、手相の線上に出る、ラグビーボールの形をした楕円形の囲まれた部分です。
これは慢性病(ほとんどが糖尿病)の相です。
糖尿病と言えは、40代以上の日本人の、4人に1人が糖尿病か糖尿病予備軍と言われているポピュラーな病気ですが、放っておくと怖い病気です。
という訳で、手相鑑定をしていて、この相を目にすることはしょっちゅうです。
Tさんのおばさあんが、糖尿病だった
これは、両親や祖父母の代から受け継いだ、糖尿病の代表的な相です。
実際、お聞きすると、Tさんのおばあさんが糖尿病で、年と共に症状がひどくなり、70代で亡くなられたそうです。
またTさんも30代と若いのに、すでに糖尿病で、最近までインスリン注射を自分で打っていたそうです。
しかし、若いので回復力があり、何とかインスリン注射は打たなくても、食事療法やクスリで補えるところまで回復したそうです。
糖尿病は、お酒、たばこ、甘い物、油っこいもの、そして強いストレス等でなります。
Tさんの場合は、お酒はまったく飲めないそうですが、たばこ、甘い物、油っこいものが大好きで、過度に摂取なさっていたようでした。
糖尿病の人や、糖尿病を予防する食事の摂り方
糖尿病は、食後に食べた糖質(血糖)を調節するインスリンというホルモン(膵臓から分泌される)が、あまり出なくなり、常に血糖が高い状態になっている病気です。
その為、いろいろな障害を起こすというものです。
そこで最近注目されている、糖尿病の人や、糖尿病を予防したい人の食事の摂り方を、ここでご紹介しておきましょう。(知っている方が多いと思いますが)
Tさんも、すでにこの食事法を実践していらっしゃいました。
食事の順番は野菜サラダから
野菜サラダから先に摂取すると、米飯から先に摂取した場合と比較して、30分後、60分後の血糖値は低値を示し、インスリン値も30分後、60分後共に有意に抑制されることが研究で判明しました。
このことを、もう少し分かりやすく解説すると、
健康な人は、 インスリンが 十分に出ますので、血糖値の急上昇を抑えられますが、
糖尿病の人は インスリンの分泌が少なかったり、働きが悪いので 急激な血糖上昇について行けません。
そこで、糖値がゆっくりと上がる野菜から食べる食事法だと、少ないインスリンでも対応でき、高血糖を避ける事が出来る、という訳です。
左手は先天運、右手は後天運。
Tさんの糖尿病の印は、左手に出ていた
そんな努力の甲斐もあるからでしょうか。Tさんの場合は、左手の生命線に島型(糖尿病の相)があっても、右側の生命線には島型がないので、治る可能性が高いと判断しました。
というのは、先天運(生まれ持った運命)は糖尿病を警告していますが、後天運(自分で創った運命)には糖尿病の相が出ていないからです。
もちろん油断して暴飲暴食をしていると、やがて右手にも糖尿病の相が描かれて来て、病気を警告することになりますが。
という事で、Tさんの手相に、実にきれいな糖尿病の相が出ていたので、ご紹介しました。
P.S.
今日の夕方いらっしゃった別の男性Sさん(53歳)も、右手の生命線下部に島型(長さ2センチ)があり、現在、糖尿病の数値にギリギリ手前、という事でした。
本当に多い病気ですね。
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