2012/08/19
私の夏休みは、永遠に不滅です!

  驚いた 最近の小学生の「夏休み感」

 今年の夏休みに入った7月下旬のこと、お子さん二人連れの30代の母親A子さんが鑑定にいらっしゃいました。
 男の子は9歳(小4)、女の子は7歳(小2)ぐらいの年齢。
 それで私が、男の子に こう言ったんですね。

「ねえ、夏休みでいいね」
 するとこんな返事が。
「 夏休みは初めの内はいいけど、すぐに時間があまってする事がなくて退屈になっちゃう。それで学校に行きたくなる」
 この返事には、ちょっとビックリ。

 う~ん、私の小学生時代とはずいぶん違っているなあ・・と思いました。
私の実家・鳥取県倉吉市の小学校時代といえば、まず、夏休みは始まるのを一ヵ月ぐらい前から、毎日指折り数えて待っていました。

 それが夏休みが数日で退屈になる・・・、飽きる・・・? 私には理解できません。

  夏休みは、毎日、工夫いっぱいで充実そのもの~

 というのは、私は夏休みが3ヶ月、いや半年、1年(本当は100年)続いたらいいな・・・というぐらいに思っていました。自分の自由な時間が無限にほしかった子供でしたから。

 もちろん、私の子供の頃には、塾に通うなんて子は一人も居ませんでした。塾そのものがなかった。
 ですから、そのまま7/24~8/25までの30日間、自由な天国時間でした。

 例えば、こんなことを考える。
 暑い夏の昼下がりに、庭に水道からホースを引き、木の枝にしばり、釘で穴を空けた手製のバケツシャワーを作る。その下にビニールシートを敷き、イスを置いて、海水パンツをはいて、シャワーを浴びながら漫画の本を読む~、その下でスイカを食べる、とかです。
 面白そうだなと思いついた事を、朝から晩まで工夫して作っては、思いっ切り楽しんでいました。

 また昆虫に夢中だった私は、セミ取りも真剣でしたよ。
 夏休みは毎日午前中に、セミが鳴き出すと、私は実家の2階の部屋から、たも(虫あみ)を持って、屋根伝いに忍者歩きをし、電柱の支えの鉄線を利用して2回の屋根から塀伝いに地上(外)に降りる。そして、近くの林に向かって走っていくのであ~る。
 なぜ玄関から出ないかって? そりゃお祖母ちゃんが1階で、私が勉強するのを見張っているからでした~(笑)。
 でも、昼ご飯前には帰ってきて、屋根に上り、こっそり2階に戻るのですが、捕ってきたセミの声ですぐにセミ取りに行っていたことがバレる、という始末。毎日外で走り回っていましたから、真っ黒でしたね。

  セミの捕獲難易度

 ちょっとセミの解説をしましょう。
 アブラゼミは何処にでも居て、すぐに捕まえることが出来るし、ニイニイゼミがその次に捕れる。
 だから私はアブラゼミを、手で何匹も捕獲していました。ポケットはセミだらけ~。
 難しいのは羽根の透き通ったセミ。ホントにすばしっこいんですね。
 といってもクマゼミは、体がでかいので、透き通った羽根ではありますが捕れます。(鳥取県ではあまり見なかったけど・・)

 鳴き声は、
 アブラゼミはお馴染み、ジルジルジルジルジルジルジルジル~ジ~~~
 クマゼミはジ~~~~ジュリジュリジュリジュリセンセンセンセンセンセン

 といわゆるスプリンクラーのようです。

 そして透明な羽根のグループでは、ひぐらし、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、の順で捕獲が難しくなる。

 彼らの鳴き声は、
 ひぐらしは、カナカナカナカナ・・・。
 ミンミンゼミはミ~~ンミ~ンミ~ンミ~~~~ンと鳴き、
 ツクツクホウシは、ツクツクホーシと鳴く。

 捕獲難易度の高い羽根の透き通ったセミ(ひぐらし、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、)は年に何回かしか捕れない。その為、私にとっては、ダイヤモンドのような特別な価値を感じていました。セミ界の三大スーパースターですね。美しいし、超すばしっこいんですから。
 息を殺して、アミを近づけるときは、「自他一如」ならぬ、「自蝉一如」の、一体となった境地が味わえます。
 この三種のセミは警戒心が強く、ちっと近づくだけで鳴き止み、ちょっとの物音でアッという間に飛び立ってしまいます。
 逃げる際にオシッコをするものもいますよ。

 私の夏休みは、永遠に不滅です!

 えらく話が脱線しましたが、私の夏休みは、虫取り、山や川、海へと尽きる事がありませんでした。鳥取県倉吉市は、自然に恵まれた、いい立地にありました。
 姉が先日、倉吉市に帰った際に、こんな思い出話をしていました。

 「泰人の部屋の引き出しには、いつも鍵が掛かっていて不思議だった。ある日、泰人が留守の時にこっそり引き出しを開けてみたら、中に蛇やトカゲが入っていて、ひっくり返った」、という。
 それ以来、二度と私の引き出しには近づかなくなったのでした。
 その引き出しに入れていた記憶は、私にはないので、かなり小さい時のことですね。

 そして、全然勉強をしなかった私の夏休みの最後の3日間は、山のようにたまった宿題をする、苦しい思い出しかありません(笑)。
 私の小学校時代の夏休みは、<遊ぶのが忙しくて 勉強する暇がなかった>、というのが思い出です。
 私の夏休みは、永遠に不滅です!

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