2009/01/05
短い生命線? を長~くした、
ウルトラCのテクニック!

 昨日鑑定したKさん(32歳 男性)は、ユニークでした。

 というのは、本来短い生命線だったのに、運命線に橋渡しの線がかかって繋がった、(結果的に)長い生命線になっていたからです。

 何故そんな相になったかというと、彼が高校生の時に遡ります。
 当時、高校生1年生だったKさんは、テレビで“生命線が長いのが長寿”という話を聞いたのですね。

 それで、自分の生命線を見ると、どうも短いようだ・・・。でも早く死んじゃうのは嫌だからと、親指の爪で暇さえあれば生命線と運命線を繋げていたのですね。
 でも、すぐまた元のように橋渡しの線は消えてしまうのでした。

 その後、何度も何度も繰り返しているのですが、消えてしまっていました。
 そんな彼も、何時しか爪で線を付けることもすっかり忘れ、放っておいたのでした。それで半年~1年経って手のひらを見ると、ナント!立派に、生命線が運命線に繋がっている(長い生命線の形状になっている)ではありませんか!

 では何故、知らない内に線が繋がっていたのでしょうか?
 それは、何度も何度も手のひらに線描きを繰り返しやっていると、その度ごとに脳に信号が行き、結果的に(脳の命令どおりに)橋渡しの吉線が出現した、という事です。

 このように、「手相を書く」、「線を出そうとシワを付ける」 などの努力は、繰り返し行うことで脳に信号が何度も行くことになり、それは実際の線となって出現する努力に他ならない、という事です。

 ところで、「自分は生命線が短いのでは・・?」 と思っている人は少なくありません。
 でも実際私がその方の手相を拝見すると、そう思っている人の99%は、短くないのです。他の線がカバーしていたり、もう一本あったりして、しっかり長い生命線と変わらない生命線であるのです。

 素人判断は“怪我の元~”、という訳です。

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