2013/5/3
病気の相が「左手」にハッキリあっても、
「右手」にはない、というHさんの生き方

Hさんの手相は、左手と右手が違っていた

 今日鑑定にいらっしゃったHさん(30歳 男性)の手相は、左手と右手のある部分が大きく違っていました。

 どこが違っているかというと、病気に関する部分です。
 右手の方が良い相になっていたのです。

 これは、どういう事かというと、
 左手は先天運・・・生まれ持った運や体質、才能、性格などが出ている。
 
右手は後天運・・・生まれてからの努力で作る運や体質、才能、性格が出ている。

 という訳です。

  糖尿病の宿命を消した

 Hさんの手相を具体的に解説すれば、
 左手の生命線後半(流年で40代後半~50代前半の位置)には、大きな島型があり、糖尿病に注意! と警告していました。
 それが右手の生命線には、島がなく、きれいな線で描かれていました。

 これは、生まれて以降の努力(右手)によって、生まれ持った宿命(左手)を乗り越えた、という印です。
 本来なら罹(かか)るであろう未来の「糖尿病」を、努力で克服・消滅させた、という事です。

  うつ病の宿命も消した

 また、Hさんの左手の知能線にも、大きな島型があり、流年で30歳ぐらいから5~6年のうつ病傾向を示していました。
 それが、右手の知能線には島型がなく、きれいに描かれた知能線でした。
 これは本来は30歳ごろから始まったであろう、未来の「うつ病」の傾向を、すっかり消滅させたという事です。

 そこで私は、本来なら罹(かか)るはずだった病気を、自分の努力で回避できた理由を解明する為に、Hさんにどんな努力をしたのかを、お聞きしました。

  Hさんが実践した、先天的な宿命を、
  後天的努力で克服する法

 するとこんなことが分かりました。
 Hさんは、10代後半から20代にかけて、とても神経過敏になり、何事にも異常なほど心配性になったそうです。
 そして最後にはうつ病の症状になり、精神科の診療にも行ったのでした。

 でも結果的に、自分の病気は自分で治そうと真剣に考えたのですね。
 それでHさんは昨年、この精神的なおかしさは何が原因だろう・・・と、いろいろ調べてみたのでした。
 するとインターネットや雑誌、本によって、「うつ病は食べ物が悪いのが原因・・」 という事に、行き着いたのでした。

 それで、食事を徹底して変えたそうです。

  バランスのいい食事に変えたら、
  異常なほどの神経質は治り、右手は吉相になった

 人は、左手より右手がいい相をしているのが理想の生き方です。
 何故なら、生まれ持った左手を、後天的努力で作った右手が上回る吉相にした、という事だからです。

 食事をバランスのいい、野菜やたんぱく質をしっかり摂る食事に変えたそうです。
 それでその時から現在に至るまで、精神は強く正常になり、体調はすこぶる良くなった・・といいます。

 Hさんの右手が、左手より健康に関して吉相をしている理由は、これでした。
(もしHさんが食事を良く変えなかったなら、右手も左手と同じ“凶相”になっていたでしょう)

 この食事と、うつ病の関係については、
 私の鑑定日記(2013/3/7 「そんな食事じゃ、運は開かない」)を。
 また、正しい食事の知識については、拙著『占い師は運命の医者である』(創文刊)の「第十四章 社会寿命が長い人、短い人」をご参照下さい。

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