病気になると、肉を大量に食べたくなる?
今日、鑑定にいらっしゃったA子さんからお聞きした話は、昨日の続きのような話でした。
*昨日の鑑定日記・・・(2013/8/7 『お腹に宿った子供によって、 母親の“食の好み”が変わる』) という内容。
身体の中に居る胎児の意識が、母体(母親)の意識を左右してしまう、という話でした。
今日の話は、『病は毒を好む』 という事で、自分の中に病気があると、身体に悪い物がこよなく美味しい、という話です。
腎臓を患いはじめた頃から、
急に肉と酒が食べ(飲み)たくてしょうがない!
(Aさんのご主人)
A子さんのご主人は78歳です。
これまで、病気らしい病気は、一度もしたことがない人でした。
そんなご主人が、5~6年前から、急に肉が大好きになったのですね。
「好きなのなら・・・」 とA子さんは、毎日肉を買って来ては料理して、たくさん食卓に乗せていました。
1日800gぐらい肉を食べる日も結構あって、それをたまたま訪ねて来たときに目の当たりにした弟さんが、
「兄さん、それは食べ過ぎだよ、肉ばかりそんなに食べたら身体に悪い。絶対病気をするから、量を減らすべきだよ」
と忠告したと言います。
お酒も、それに伴って量が多かった。
でも、そんな忠告など、お構いなしのご主人でした。
腎臓がんが見つかった
結局、Aさんのご主人は、4ヶ月ほど前に、直径1cmほどの腎臓がんが出来ていたのが、病院の診察で見つかったそうです。
担当医によると、
「これぐらいの大きさのがんになるには、10年以上の歳月が必要」 という事でした。
それらの事から、こういう事が分かります。
最初はまだがんのパワーも小さかったので、肉と酒はさほど要求しなかった?のですが、がんが成長するに連れて欲求の意識が強くなり、ついにはご主人の意識を支配するほどになった、という訳です。
『病(やまい)は毒を好む』 という通りです。
それでご主人は、
「僕のがんは肉と酒が大好きで、僕に毎日せっせと運ばせ、食べては、ドンドン肥えていったんだよ」
冗談が好きなご主人らしいジョークですが、まさにその通りですね。
現在のご主人ですが、がんを手術で取り除いてからは、肉も酒もやらないそうです~(笑)。
胃がんになった時は、肉が食べたくてしょうがなかった(T氏)
私が25歳頃のことです。
当時79歳だった鳥取県出身で同郷だった、徳安実蔵・元郵政大臣の事務所に、手相鑑定で伺ったことがありました。
徳安実蔵氏・・・とくやすじつぞう。1964年には第3次池田内閣改造内閣で郵政大臣に就任。1988年死去。享年87。
徳安氏の手相鑑定の時に、こんな話を伺いました。
徳安氏は、晩年、手相にも出ていましたが、胃がんに罹(かか)ったそうです。その時に、
「胃がんに罹って(まだ知らずに)いた時は、毎日、肉が食べたくてしょうがなかったよ」
そうおっしゃっていました。
食の極端な変化があるときは、病気を疑ってみよう
いつもと違って、極端に食の好みが肉、酒、油っ濃いもの、甘い物などに偏り、量が増えて来たら、ちょっと病気を疑って見ることも必要でしょう。
「身体が要求するものが、あなたの身体に必要だし、美味しい・・」 というような言葉は嘘ですよ。
もっとも、この言葉は、あなたが健康そのものの時には正解ですが・・・。
という事で、いつもと食の好みが変わったときは、何か他のもの(別の意識)によって、好みが変わっているのでは・・・と疑って見てください。
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