生活に必要とする
“2倍”以上のパワーを身に付けよう!
●トレーニングの効用
スポーツ選手が”トレーニング″をするのは、試合の時に必要とするパワーより、はるかにハードな事に慣れる為です。
違う例えで言えば、10kgの荷物を持ってヒィーヒィー言う 力の無い人が、10kgの荷物を楽に持てるようにする為には、20kgの荷物を持ち上げる訓練を毎日する。そうすれば、10kgの荷物など簡単に持てるようになる、という事です。
何故なら、20kgを持ち上げる”トレーニング″によって、その人に20kgを持ち上げる事が出来る筋肉が付いたからです。
ところで、毎日楽をし過ぎている人は 若い内から体力がありませんが、一般には 高齢になって、以下のような感じになります。
年を取って70代に入ると、目に見えて体力が落ち 活動する事がしんどくなる。
80代にもなると、さらに活動が辛くなり、あまり動かなくなります。
90代になると、もうハアハア言って、動きもソロリソロリ・・という具合です。
そこで先ほど述べた、「トレーニングの理論」 が生きてきます。
何歳になっても生活が快適である為には、”トレーニングをする事”が必要になります。
あなたが高齢になっても、なお元気でいる為には、その年齢の生活労働量の”2倍以上”活動出来る位のトレーニングを積む事です。
●写真入で紹介、先日のハイパーおばあさん~
そんな話を、先日2/12の鑑定日記でご紹介しました。タイトルは ≪これは驚いた、102歳のハイパーおばあさん~!≫。そのおばあさんの日々の運動に、”トレーニングの効用”を見ることができます。
この日のブログは、多くの皆さまに大変好評を頂きました。
ところでその話は先日、出張先で小型パソコンで打ち込みました。しかしその時、手元に資料がなく、記載雑誌名や、お名前等プロフィール、そして お写真などを省いていましたので、今日は更に詳しくご紹介します。
記事の記載雑誌名は、週刊ポスト 2012.2.3.号
グラビア特集ページ「百歳王」の秘密。
以下、掲載文をご紹介します。
毎朝腹筋200回の裏千家・名誉師範
新居ふみ さん(102歳)
20歳から茶道を始め、80年以上も精進を続ける新居さん。裏千家最高齢の名誉師範でありながら、向上心は衰えを知らない。後進の育成に熱心で、今も出稽古(でげいこ)に励むという。稽古ではお手前の心掛けや所作、茶道の知識などを張りのある声で厳しく指導している。
着物の着付けはもちろん、料理や洗濯などの家事も自分でこなす。
30年以上続けている毎朝200回の腹筋運動のおかげで、姿勢は今もピンと伸びて美しい。
化粧水で肌を潤し、口紅を引く寝化粧が日課。
毎晩たしなむビールの晩酌が健康維持の秘訣という。
(週刊ポスト 2012.2.3.号 グラビア特集ページ「百歳王」の秘密 より)
これが掲載記事でした。
新居さんは、毎朝 腹筋運動を200回している事で、102歳どころか、普通の人の1日の生活量の2倍以上のパワーを身に付けている、という計算になります。
これじゃ、行動は楽~で、心身ともに若い訳ですね。
という事で皆さん! 私たちも日々体を鍛えて、年を取っても 年齢よりも数十歳若い、ハイパーお年寄りになろうではありませんか~!
という事で今日は、以下、その新居ふみさん(102歳)のお茶のお手前の写真。後進に稽古を付けている写真の2枚を、ご紹介致します。
新居ふみさん(102歳)のお手前風景
<写真をクリックすると拡大します>
後進に稽古をつけている風景