2013/07/28
“現象占い”では、どう解釈する?
借りたい不動産物件を見に行ったら、
エレベーターが点検中!
9階まで階段を登った~
(Nさんのケース)
早速、障害に出くわした物件の解釈は?
先日鑑定にいらっしゃった、お客様・Nさん(男性 40代)のお話です。
(以下は、夢ではなく現実に起こったことです)
経営者のNさんは、新しい仕事場の部屋を借りようとして、物件を探しに不動産屋に行きました。
すると不動産屋の担当者は、5つ物件を提示してきたのですね。
そして早速、見てみようということで、車に乗せてもらって、二人で物件を見に行きました。
するとナント! 5つ見た物件の中の最初の物件(9階の部屋)は、エレベーターが、点検中という事で使えず停止。
しかし初対面の挨拶で、中・高時代には、それぞれがサッカー(Nさん)とバスケット(不動産屋・Yさん)をやっていたと知り、意気投合していたので、
「よしっ!それならば~っ!」 と、二人で一緒に、9階まで必死によじ登って部屋を見た、というのです。
真夏の暑い日にですよ~。
二つ目の物件も、エレベーターが点検中~
そして、あろうことか、次に行った物件(これは6階の部屋)も、またしてもエレベーターが点検中だったのでした。
それで、またしても、
「よしっ! もう一丁行こう~!」と、2人で歩いて登ったのでした。
(幸い? 3件目以降の物件は、エレベーターは動いていました~)
こうなると、この現象が、何を教えているかという事ですが・・・。“現象占い”ではこう解釈します。
現象占い・・・目の前に起こった印象深い出来事から、今取り組んでいることや、近未来の吉凶を受け取ること。
ところで、この階段登り事件の解釈は、夢判断の「石段や階段を上がる夢」 の解釈と同様と考えていいので、夢判断を元に解説します。
西谷泰人の夢解説
石段、階段を上がる夢・・・これは、いろいろな障害があって、なかなか思うように事が進まない、苦労することを示す夢です。
(『暮らしに活かす夢判断』 西谷泰人著 創文刊の166ページより)
となります。
こういう現象が起こった物件は、
「やはり借りると、将来に苦労が多い、前途多難な事務所になるよ」
というメッセージと受け取るのが、正しい受け取り方です。
それで、現象占いのことを私の鑑定日記で知っていたNさんは、その初めに見た2つの物件を、ボツにしたことは言うまでもありません。
では、もうやるしかない事で、良くない現象が起こったら
もっともNさんが取った決断は、これはまだ他に選択肢がある場合のやり方です。
ではもし、「もうこれで行くしかない」、という他に選択肢がない場合に、凶の現象が起きた場合はどうするかです。
そんな場合は、いろいろ将来問題が起きそうなことを熟慮して書き出し、対処していきましょう。
そして悪いことが起こらないようにする。つまり凶を吉に変えてしまう。
そのようにして、現象占いも、幸せになるために活用するのです。臨機応変に。
という事で今日は、Nさんの体験した“現象占い”を元に、お話ししました。
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