歴史は繰り返す ―
約40年前にもよく似た不況があった
最近は世界的な金融危機で、リストラや倒産が相次ぐ世の中ですが、そんな不況は今までなかったかといえば、何度もあったのですね。
週刊現代の先々週’09.10.24号に、「歴史は繰り返す」と題して、当時特集した、約40年前の’71年9月23日の記事を紹介していました。
≪その号では、“ドル・ショック”により、大リストラに踏み切る日本企業の様子を報じていた。
記事によれば、電機メーカー最王手の日立製作所は、’72年にお新奇採用者を約3000人と予定していたが、突如他社の先陣を切って「採用ゼロ」を発表、波紋を呼んでいた。
・・・・・・・・中略・・・・・・・・
日立製作所のほかにも。’71度に2038人を最小していた東レが時期採用で915人に大幅削減(55%減)を予定、三菱電機は4050人から600人(85%減)、帝人は279人から98人(68%減)と採用計画を下方修正していた。
・・・・・・・・後略・・・・・・・≫
こんな事実を知ると、今だけが大変な時代ではない、という事が分かります。
1991年頃から始まった「失われた10年」(平成不況)もそうですが、私たちが生きている間に3回や4回は、皆、何らかの障害に遭遇するものです。
いつも、いい時ばかりは続きません。
災害や病気と同じです。常に安全で、順調な時ばかりではありません。
日頃から、もしものときの為に準備をして生きて行くことが、やはり大切。
という事で皆さん! 歴史の教訓から、最低の時のことを考えて準備をし、最高のイメージでぶつかって行こうではありませんか~!