2012/07/20
未来の栄光は、
目の前の小さな仕事の中にある
成功人の無名時代の話を聞くと、そこに大切な教えが入っているものです。
先月発売になった、6月23日号の「週刊現代」に次のような記事がありました。
日本の男子サッカーの名将・ザック監督(イタリア人)の、無名時代から現在までの話~。
まずは紹介します。
<ザックは若い頃から家業のペンション経営を手伝い、30歳まで保険代理店を経営していたこともある。
マネジメントに優れたザックは、地方の社会人サッカークラブ(4部リーグ)の監督として勝ち続けた。>
↓
その実績が認められて、弱小のウディネーゼの監督へのオファーが来る。
<弱小のウディネーゼを率いてセリエAで結果を出したことが認められて、強豪ACミランの監督になる。
そして、我の強い選手と対話を重ねながらチームをまとめあげ、‘98~‘99シーズンにセリエAを制した。>
↓
そんな実績が認められて、日本代表チームのオファーが来る。そして、現在の日本代表チーム監督の座を獲得した。
このように、成功していった過程を見ると気付くことがあります。
それは、小さなチャンスである4部リーグの監督のような立場の時に、決して手を抜かず、真剣に取り組み、ベストを尽くして勝ち続けたという事。
それが誰かの目に留まって、次のチャンス・弱小のウディネーゼの監督のオファーが来た訳である。
ここが一番大事なところです。
最初の何でもない、誰にでも与えられるような地味な仕事、小さなチャンスで、いい加減にやる者が多いだろう立場を、精一杯、全力を注いでやった、というところが素晴らしいのです。
そんな小さなチャンスに対し、一所懸命にやっている事が、どこかで誰か評価してくれる人がいて、次の成功の道を切り開く事が出来たのです。
あなたに夢があって、それに到達したいのならば、まずは与えられた(目の前の)小さな仕事・チャンスを一生懸命やってベストを尽くすことです。
それが大きな夢を叶える為の、次のステップへの扉を開いてくれるものなのです。
目の前の小さな仕事の中に、未来の栄光がある、という事です。
P.S.
この”栄光”の言葉には、成功、お金持ち人生、結婚、夢達成など、色々含みます。