2013/11/15
普通の人なら絶対離婚するケースでも、
しない場合もある。その理由は！？

　一昨日鑑定した、Ｙ子さん（６７歳　主婦）から伺った、驚くべきお話です。

　タイトルにもありますように、Ｙ子さんの場合は、普通なら、まず９９％は“離婚”する状況でした。

　Ｙ子さんの運命線の勢いは強いので、従っていくのではなく、引っ張っていくタイプ。夫に対して、こうなってほしい！という要求が強い、まあ何かと言い過ぎる傾向が顕著でした。
　もちろん、それだけで離婚するわけではありませんよ。
　その他にも、Ｙ子さんには離婚になりそうな相が、幾つかありました。

　それで、そんな離婚相をしている人は、自然に離婚になりそうな要素（環境や相手）が揃っているものです。

　　離婚しそうな環境・・これはビックリ！

　例えばＹ子さんの場合は、４０数年になる結婚年数と同じ年数、夫（現在７０代）が付き合っている愛人が居る、というのですから、もうビックリです。

　２４歳で婚約したＹ子さんと、数日違いで夫はＹ子さんの７つ下の女性（当時、愛人は高校生）とも、付き合い始めたのでした。

　今は仲の良い夫婦ですよ。
　でも、夫は週一で愛人に会いに行くといいます。

　　若い頃は、夫の浮気を許せなかったＹ子さん

　今ではにこやかに夫の浮気の話しをしてくれるＹ子さんですが、Ｙ子さんが３０代の頃は流石に、夫の浮気が許せない、普通の人でした。

　でも、ある事があってから、Ｙ子さんはすっかり変わったのでした。

　夫の浮気を恨み、夫に対して心を乱してピークになった時、Ｙ子さんは２つの大病に罹（かか）ったのでした。

　１つは、右足の脛（すね）の骨種で、骨（脛骨のサイドの骨）と、その周辺の筋肉を除去する大手術で、７ヵ月間入院。現在は杖がなくても、特殊な靴を履けば何とか歩けます。

　もう１つは、退院とほとんど時期を同じくして、子宮がんに罹（かか）り、１ヵ月間入院したのでした。

　１つ目の病気ですが、これは私が何度も言っている通り、身体の右側は異性です。つまりＹ子さんの場合は夫による苦しみで発症した病気という訳です。
　また女性の場合、子宮を初め、産婦人系の病気は、愛情問題でなります。
　（もっとも自分で記憶がなくても、先祖の色事問題という因縁でなることもあります）

　　恨（うら）まれてだけでなく、恨（うら）んだ方も病気になる

　Ｙ子さんの例でも分かることは、恨（うら）まれて病気に罹（かか）る人は多いですが、こちらが一方的に恨（うら）んでも、自分にその矢（恨みの念の矢）が返って来る、ということです。

　これは、「人を呪（のろ）わば穴二つ」 といって、人を恨（うら）んだり、呪（のろ）ったら、相手が不幸になるだけでなく、こちらも同じように不幸になりますよ、という教えです。

　人を呪うなら、不幸の穴は、相手とこちらの二人分できるから覚悟しなさいよ、という訳です。

　ただし、Ｙ子さんの夫という人は、身体が頑強で、父親は９４歳で亡くなるまで虫歯が一本もなかった、という病気知らず、ぼけ知らずの人だったといいますから、なかなか恨まれても病気にならないでしょうね。

　でも、やはりそれだけ若い頃のＹ子さんに恨まれ続けて、運気が悪くなったのでしょう。仕事には恵まれず、２０００万円の借金を作ってしまったのでした。

　ただし、その２０００万円の借金も、その内の１０００万円は夫の父親が返し、残りの１０００万円はＹ子さんが働いて１０年がかりで返した、と言いますから、結局、自分のところに（負のエネルギーが）返って来たということですね。

　　病気をして以来、悟りの境地？になる

　Ｙ子さんは、「人を呪わば穴二つ」 ということを、身を持って悟ったかどうかは知りませんが、 私の質問に対し、こうおっしゃっていました。

　「Ｙ子さん、よくこんな聞いたことの無いような、夫の浮気を許して、離婚もしませんでしたね」

　「だって、行くところがなかったから。生活費が頂ければいいんです」

　当日Ｙ子さんと一緒にいらっしゃった、これまた４０年以上お付き合いをしているという友人のご婦人が、こうおっしゃった。

　「Ｙ子さん、ご主人のことがお好きなんですよ」

　「何時もご主人を立てていらっしゃいますもの」

　「傍から見ていると、愛人が奥さんのようで、Ｙ子さんが恋人みたいなんです」

　毎週一日、愛人の所に行き、夜１２時にはきちんと自宅に帰ってくる夫。なんでそんなに早く帰ってくるのかというと、

　夫曰く、「これ以上長く（愛人宅に）いると、ケンカになるから」 なんだって。

　　こんな状況でもＹ子さんが離婚しないのは、
　　小じわがなくスッキリした楽天的性格と、
　　ユニークな人生を歩むマスカケ相（右手）な手相だからだ

　最後にＹ子さんの手相ですが、小じわがない、スッキリした手相です。
　これがＹ子さんがどんな状況になろうとも

　「まあ、何とかなるんじゃないの～」という楽天的な気持ちでいる理由です。

　そして、Ｙ子さんは右手がマスカケ相の変形でした。
　だから、人には理解できないようなユニークな人生観、オリジナルな人生観を持っている人なのだ、と納得しました。

　という訳で、普通の人なら絶対離婚するケースでも、しない場合もある、というお話でした。

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