星占いと、西洋占星術の違いは?
S子さんからの質問
先日鑑定にいらっしゃったS子さん(32歳)から、次のような質問を受けました。
「西谷先生、今月7/19〈土〉~20〈日〉に開催の、西洋占星術講座について、お聞きしたいのですが…」
と前置きして、こんな質問を単刀直入に受けました。
「星占いと西洋占星術は、違うんですか?」
そこでは今日は、皆様に、このことについてお話しします。
西洋占星術って、どんな占い?
西洋占星術は、あなたが生まれた瞬間(年月日時間)に、誕生の場所から見て、天空の太陽系の惑星が、どの位置にあるかで占う統計学です。
例えば静岡市の〇〇産婦人科病院で生まれたとしましょう。
その生まれた瞬間に、その出生場所の真上に金星があって、62度前後に木星があり、35度の角度に水星がある。73度には土星があり、82度には月がある。そして太陽が43度の位置にある・・・、というような事で運命を割り出します。
人の一生の運命は、太陽系の惑星の位置や動きで、コンピューター制御されているんですね。
「そんな星の動きを計算するのって難しそう…」 と思いますが、そんなことはありません。
難しい計算なしで、現代ではコンピューターが一台あれば、自分の出生地、生年月日時間(生まれた時間が分からない人も算出方法があります)を打ち込めば、なにも知らない人でも、簡単に、一瞬の内にあなたの惑星の配置図を描き出してくれます。
この惑星の配置図を“ホロスコープ”といいます。
いわば、運命の縮図ですね。
そのホロスコープを見れば、あなたの一生の運命や、あなたがどんな性格を持っていて、どんな才能やセンスがあり、どんな結婚をするのかなど、詳しく予測できる、というものです。
手相にも同じ解釈がある
手相にも、惑星の影響が表れます。
各指がアンテナとなって、太陽系の惑星から送られてきている波動をキャッチして、手のひらに手相の線や丘として描き出しています。
例えば、親指は金星、人差し指は木星、中指は土星、薬指は太陽、小指は水星からの波動を受信しています。
爪に出る白点は、その惑星の波動を受けて、チャンス期に出てくる幸運のサインです。
また、
太陽系の惑星の波動を受けて、人工的に描き出したものがホロスコープ。
太陽系の惑星の波動を受けて、自然のままに描き出したものが、手相です。
それを解読すれば、自分はいつ結婚するとか、どんな才能があるか、どんな人生を歩むのかetc…、読み取れます。
私の手相の流年法は、手のひらの線を測定することで、星の動きや、星から来ているエネルギーを解析して、結婚の時期や、開運の時期を割り出しているともいえます。
また手のひらに、太陽丘や金星丘、月丘といった名称がついているのは、それらの惑星からのエネルギーを貯蔵しているからです。
そして、太陽からの波動を受ける薬指下に描かれる縦線を“太陽線”といいますね。
土星からの波動を受ける中指下に描かれる縦線は、運命線ですが、本当は“土星線”なのです。
そんな風に、手相も西洋占星術も兄弟のようなものです。
では、星占いとは!?
それでは一般の、いわゆる「星占い」とは、どんなものでしょうか?
それは(太陽系の12惑星でみる)西洋占星術の中の、太陽だけを見て判断している占いです。
つまり、その星占いは、太陽占いです。
ですから、生まれた瞬間に太陽がどの位置にあったか(どの星座を通過しているか)だけを見て、おうし座だったり、おとめ座だったり、やぎ座というように十二星座に分類して判断しているのです。
また、太陽の動きを追って、今年の運勢とか今週の運勢を算出しています。
でも、星占いも結構、当たりますね。侮(あなど)れません。
西洋占星術を学べるチャンス!
そんな星占いから脱皮して、この度の西洋占星術を学んでみるのは如何でしょうか。
本当に面白い統計学ですよ。
今月の西洋占星術講座では、ベテラン講師の伊東寿珠先生が、誰でも分かるように授業をしてくれます。
そして、参加者のホロスコープを全員分打ち出していますので、その解読が自分で出来るようになります。
自分の運命や、人の運命も占えるようになる、2日で終了の講座です。
テキストも優れたものをプレゼントしますから、後から自分で勉強をすることも容易です。
興味がある方で、お時間がある方は、このチャンスに、ぜひ参加してみてください。
開催日/今月7/19〈土〉~20〈日〉の2日間
場所/横浜の創文ビルで開催
受講料/5万円(税込み、占星術のオリジナル・テキスト代込み)
参加資格/どなたでも。初心者に合わせて講座は行います。
定員/10名。
*講座でのホロスコープ製作は、全てパソコンで簡単に出来るソフトを用います。
*鑑定日記の感想や、新刊の情報をくださる方は、
sobunnep@za.wakwak.comまでお送りください。
お待ちしています!