2012/10/14
日本の食文化はダントツ世界一!

以前、鑑定日記(2012/8/30 『日本人の凄さは、ルーツを知ればわかる』)の中で、日本人が如何に優れた民族であるかを、遺伝子研究で判明した日本人の起源から考察して述べました。

 しかし日本人は、いろいろな事でどんなに称賛されても、あまり感激したり大喜びしていないように、私には見受けられます。
 謙虚だからでしょうか・・・。あるいは、日本人としては当たり前なので、それを褒められてもピント来ない、ということかもしれません。

 日本の素晴らしさは、いろいろあるのですが、今日紹介するのは、その中の一つ「日本の食文化」です。レベルが高い。

 毎年世界で約100万部を売る、世界的ベストセラー『ミシュランガイド』が、世界の中で、東京の飲食店に最高の評価をしていることからもわかります。その事について、竹田恒泰氏(明治天皇の玄孫・・やしゃご)がご自身の著書の中で、こう述べています。

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  東京は世界一の美食都市

 『ミシュランガイド』第六代社長のジャン・リュック・ナレ氏は、韓国の『中央日報』のインタビューで、東京が高い評価になった理由について、次のように述べている。

 パリを美食家の都市というが、東京は驚くほど素晴らしい飲食点が多かった。多くの人々が料理を楽しんでいるからだ。日本料理はクオリティーが高く、何よりシェフ固有の技術がよく伝授されていた。数世代、数百年かけて伝えられる技術は追従が難しい。特に私が高く評価したのは専門性だ。・・・・

 ・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・
 
 ちなみに、このインタビューで同氏は、韓国のシェフについて「まだ国際的なレベルには達していないようだ」と述べ、、『ミシュランガイド・ソウル版』の計画は今のところないと語っている。

  パリの美食家たちが受けた衝撃

 『ミシュランガイド東京』 の発売で最も大きな衝撃を受けたのは、あるいはパリの美食家だったかもしれない。なぜなら、世界屈指の美食家と評されるパリジャンにとって、美食天国のパリの地位が東京に奪われたというのは、聞き流すことができないニュースに違いないからだ。しかも、東京が世界最多の星を獲得しただけでなく、日本人はそれを「軽く鼻であしらった」というのだから、彼らが卒倒してもおかしくない。

 パリジャンの気持ちを理解するためには、まずミシュランの地位を知る必要があろう。フランスにおけるミシュランは絶対的ともいえるもので、ミシュランを「軽く鼻であしらう」フランス人など、そういるものではない。

 ミシュランの格付けはフランス人が最も信頼する基準であり、フランスでは星が一つ付くたびに30パーセントずつ売り上げが上がるといわれている。

 ・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・

  東京の飲食店数はパリの12倍

 それにしても、『ミシュランガイド』で東京が最も多くの星を獲得したことは、意義深いことではないか。というのも、東京がパリを上回る美食都市に「なった」のではなく、欧州人がようやくその事実に「気付いた」と表現するのが正しいのではないか。

 東京が美食都市であることは、ミシュランの星の数だけではなく、飲食店そのものの数からも窺える。都市にある飲食店の数は、パリが1万3000軒、ニューヨークが2万5000軒であるのに対し、東京は16万軒に上る。

 2010年版の東京では、星が付いた197軒のうち、実に132軒が日本料理店だったことから見ると、ミシュランが東京を世界一の美食都市としたのは、日本食が高く評価された結果だと思われる。

 そして、その日本食は前出のナレ氏のインタビュー記事にあったとおり、専門性が追及されて専門店に細分化されている。このことは日本人であれば何も特別なことではないが、欧米人にとっては目が眩(くら)むような未知の世界に違いない。

 「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」
 竹田恒泰 著 PHP新書より

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  東京には、まだまだ超一流の飲食店が、
  たくさんあると予想する

 私は、『ミシュランガイ』の東京版に関しては、多くの人が抱いているように、東京のどれだけの店を調べたの?という疑問はあります。
 16万店もの飲食店がある東京の、きっと表面的な評判の店にしか行ってないだろう、と。

 今後、他の店にも、行けば行くほど星の付く店舗がどんどん増えることが予想されます。
 更に、東京以外の、京都をはじめ全国の名店を入れたら、ビックリする結果が出るでしょう。

 ところで私も以前、テレビ局の人からの依頼で、ある有名な女優さんの鑑定のために、東京の南青山に行ったことがありました。

 その時に、ずらーっと立ち並ぶ、世界各国の料理のレストランの数にビックリした事を憶えています。
 実際に街を見たことのない人には想像がつかないでしょうから、ぜひ一度ご覧ください。

  今後日本から、
   世界を驚かせる最先端技術がたくさん生まれる!

 一事が万事、料理ひとつをとってみても日本が世界一です。
 他の事も、同様に高く評価されて然るべきことが、どんなにあることでしょうか。

 iPS細胞の作製で、2012年ノーベル医学・生理学賞が決まった山中伸弥教授が言っていたように、

 「(予算のことを言えば) 海外に竹やりで勝負を挑んでいるようなものです」 と。

 それでもノーベル賞を取ったのですから、素晴らしい研究をする多くの有能な日本人研究者に国が投資をすれば、もっともっと世界を驚かせ、人類を救う素晴らしい発明が次々に誕生するに違いありません。

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