方位学を知らないのに、 これは方位が最悪! と思ったK子さん
大凶方位と知らずに、引っ越しをする
今日鑑定したK子さん(32歳 二黒土星)から、次のような話を伺いました。
K子さん(当時22歳)は、2003年の10月に、住んでいた都内の北千住から東新小岩に引っ越しをしました。
引っ越しの距離は、5kmぐらいです。(注ー 引っ越しの影響は、わずか数メートルの移動距離でもシッカリ出ます)
その時の北千住から東新小岩の東南方向は、年盤で五黄殺、月盤も五黄殺+月破の同会でしたから、3倍!の大凶方位でした。
これはもう、底なし沼に沈んでいくような悪~い方位でした。
それで彼女はどうなったか
方位のことをまったく知らない彼女でしたが、引っ越し先の土地は、何か、町がどんよりしているように感じた・・、といいます。
そして引っ越し後に、彼女が新しい土地で真っ先に選んだ仕事は“内装会社”でした。
そこで彼女は、職人の男たちの中で、ただ一人のうら若き乙女でした。
しかし、そこの職場の彼等は、女であろうと一切容赦はしませんでした。
「お前カッターで物が切れるよな」、といわれ、いきなり現場に借り出されたK子さんでした。
当然、内装の仕事なんて素人の彼女には出来ません。それで仕事が遅いと、容赦なくK子さんに罵声を浴びせるのでした。
「お前は最低の女だ、クズだ!」 というように。それも連日でした。
こんなこともありました。就職して1ヶ月もたたない頃の事です。
K子さんは、仕事中に脚立(きゃたつ)から足を滑らせて落ち、足を骨折したのでした。
でも会社は、彼女に労災のお金も出してくれず、自費で治療をすることになりました。
また、少し休んだだけで仕事を再開したにも関わらず、手取り18万円の約束だったのに、
「今月のあんたの給料は3万円だ!自分で休んだんだからな」 と、冷たく差し引かれたのでした。
「本当に毎日地獄でした・・」 というK子さんは、そんな日々の中で、当然のごとく、うつ病になって行きました。
毎日朝6時から夜10時まで、仕事仕事でした。
ある日などは家に居て、仕事を拒否すると、家まで来てドアをドンドンドンッ!と叩いて、彼女を引っ張り出して仕事をさせたといいます。
これが五黄殺の方位がダブったり(同会したり)した、大凶方位に行った場合に起こるヒドイケースです。
それで、K子さんは方位学を知らないにも関わらず、
「これは絶対!最悪の方位に来ているに違いない!」 と確信したといいます。
その会社には結局、1年10ヶ月在籍し、ボロボロになって退職しました。
若かったから続けられたのでしょうね。
次に逃げるように引っ越しした場所が、また大凶方位だった!
それで、K子さんが東新小岩から引っ越した先が、新小岩(西30度)でした。(移動距離は8kmほど)
2005年の3月に引っ越したといいますから、年盤は六白の本命的殺+大歳、月盤は九紫暗剣殺+月破という、これまた超最悪の方位でした。
六白の凶方位に行くと、交通事故に注意です。
自転車、バイク、自動車など、全て乗り物は六白金星の象意(意味するもの)です。
それで、彼女は引っ越して1ヶ月もしない内に、自転車に乗っていて、自動車にはねられる交通事故に遭ったのでした。軽症ですんだのが幸いでしたが。
また、六白の凶方位に行くと、上司に注意です。
上司は、六白金星の象意(意味するもの)だからです。
そんな訳で、K子さんが新しく勤めた会社の上司が、彼女を“女”として見て、断ると、セクハラで大変だったといいます。
それで彼女が、自殺未遂をするところまでに発展。
最後には、彼女の親が出て会社を辞めさせて、やっとこの事件が終わりになったのでした。
という事で、今日の直接鑑定のこぼれ話でした。
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