2012/08/25
方位についての、よくある質問にお答えします
(反対方位に旅するケース)

  正反対の方位に旅行しては、ダメなケース

 吉方位の事を知って実践している方たちの中に、時々勘違いなさっているケースを見ます。

 よくあるのが、吉方位であっても、1年以内に反対方向に行くと、せっかくの吉方位効果が相殺(そうさい)される、というもの。

 次のような質問が代表的なものです。

 「私は五黄土星生まれです。
 先生の「吉方位検索サイト」や「方位の本」で調べて、結婚相手が出現する方位、という事で、今年(平成24年)5月に、北30度の旅行に行き 3泊して来ました。
 ところが来年(平成25年)2月の下旬、南30度に、会社の仕事の関係で、3泊行かなくてはならなくなりました。
 旅行したあと一年以内は、正反対の方位に行くと、吉方位効果が消えると言うことですので、がっかりしています・・・」(F.T.35歳 男性)

 この質問は間違っていますね。
 一年以内に正反対の方位に行ってはいけない、というのは誤りで、同じ年盤の内に、正反対方位には、たとえ吉方位であっても行くと相殺されますので、行かないように、というのが正解です。

 つまり、2/4~翌2/4の間(正しくは立春~翌・立春の間。同じ年=同じ年盤の内)に、北に行った人が南に旅行するなど、正反対の方位に行くと、相殺されますよ、という意味です。

 ですから、F.T.さんの場合は No problem. 問題ありません。
 今年の年盤の北の吉方位に行き、来年の年盤で南30度の吉方位に行くのですから。

 つまりF.T.さんは、 今年の北、来年の南の吉方位効果の両方を受けて、素晴らしくラッキーな運勢になるでしょう。

  正反対の方位、の意味が分かっていないケース

 もう一つ、今度は正反対の方位、という意味の勘違いです。

 こんな質問をなさる方がいます。

 「先生、私は今年、東の吉方位旅行に行ったので 西南はいっちゃダメですよね」

これなど、東30度の正反対は西30度だけなのですが、東側にいったら、西側は全部ダメ、という思い込みです。北側に行ったら南側がダメ・・・、という考え方。

 そんな事はありませんよ。
 東の反対は西、北の反対は南、東北の反対は西南、東南の反対は西北だけです。

  正反対の方位に行かなくてはならない場合は、一泊までに

 相殺されるのは分かっていても、正反対方位に行かざるを得ない場合も出てきます。
 そんな場合は、日帰り(これなら全然問題なし)か、一泊までで帰ってくれば、最小限の相殺で済みます。

 つまり、東の吉方位に400kmX3泊した後、同じ年盤内で、西に100kmX一泊なら、随分西のパワーは小さいので、東の吉方位効果のほんの1部が消される程度です。

*方位のエネルギー(パワー)は、距離X滞在期間(それにプラスして2倍吉とか3倍吉などのパワーを加味する) で計算します。
 詳細は、拙著『すぐに使える実践方位学』(創文刊) 第五章 プラス2倍法 をご参照下さい。

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