才能がない人は大成する?
今日鑑定したAさん(40代 男性)は、格闘技のトレーナー&セコンドで活躍する人でした。
そして自らも元は格闘技の世界で、優秀な成績を残した人でした。
そのAさんは、私の方位学の本に出会ってからは、吉方位旅行にも度々行き、その効果の素晴らしさを自ら体験していらっしゃいました。そして今では、『吉方位<早楽・地図上>検索システム』をフルに活用していらっしゃるという事でした。
ところで今日は、そのAさんが、自分の経験と、これまでに数々の一流選手を指導、育成し、更にトレーナーとしての豊富な経験も踏まえて、今つくづく感じている事を私はお聞きしましたので、ここでご紹介します。
それは、≪人の素質と成功≫という事について。
Aさんの言葉です。
「才能がないけど、ジックリ努力してやっていく人は、時間はかかるけど確実に上達していく。そして上手くなった後、息が長い。
一方、センスが良く才能がある人は、上達は早いけど形がズレるのも早く、技一つとってもポイントがズレやすい。おまけに自分ではこれでいいと思っている・・」
これは、武道や格闘技の習得に限らず、あらゆる物事の習得の心得とも言えるものだと思います。
手相家のお弟子さんの上達ぶりを見ても、私は同様な事を感じます。
上達が遅い人で、「この人大丈夫かな・・・」と最初 心配した人でも、1年振りに会ってみると、驚くほど見事な鑑定をする占い師になっていて、とてもビックリする事があります。
つまり、
「センスや要領が良くない人は、出来るまで人一倍時間をかけて習得するので、一旦マスターしたら忘れない」
という事ですね。
でももっと追求すると、これって才能が「ある」「なし」ではなくて、早熟か、大器晩成か、という事なんです。
違う言い方をすると、才能が表面に出ているタイプか、内面に埋もれているタイプか、の違い。(この4行を加筆)
現在<プロ手相家養成スクール、第二十四期・短期集中コース> の募集を行なっていますが、自分は向いていないかも・・、と思う人も、粘り強く練習していけば、かえって大成する事になるでしょう。
手相家に成りたいけど 私には・・、と躊躇していた方、是非、チャレンジしてみて下さい!
という事で、鑑定のこぼれ話でした。
P.S.
才能の出方や発見する方法、また天職・適職の見つけ方などについては、拙著『人と同じじゃ意味がない』(創文刊)で詳しくお話ししています。ご参照下さい。