2008/11/28
手相で指摘しても、
見てもらう方の自分が忘れている、
という、よくある事

昨日、午前中に取材でいらっしゃた月刊誌「ゆぼびか」の女性編集者のお2人には、インタビューの合間に手相鑑定もしました。

 初めて手相を見てもらうそうで、ワクワク・ドキドキのようでした。(取材の続きなので、2台のICレコーダーが録音し続けている)

 まず1人の女性Aさん(43歳)の鑑定。
 31歳で結婚した歳を当ててビックリした後に、24歳後半で結婚しようかといほどの大きな恋愛時期を指摘、「エ~ッ、恐い~!」と、のけぞっていらっしゃいました。そして、その他諸々アドバイス。(彼女にはお子さんが2人あり)

 その後、もう一人Bさん(33歳)の鑑定で、こんな事がありました。
私が彼女の手相を見るや、21歳で必ず結ばれる本命の男性が出現・・とハッキリ出ている恋愛の線を見て、

西谷 「Bさん、21歳の時に本命が現れたでしょう。この人は、必ず結ばれる事になるお相手ですから」。そう言うと、
Bさん 「・・・・・、なかったと思います・・・」、というお返事。
西谷 「そうですか・・・?」 

 おかしいな・・と思いながら他の箇所をみる。
 そして結婚後不妊治療の末に念願叶った、30歳、33歳の2回の出産の年齢を当てる。その2回の出産の年齢で、彼女の運気がアップした事が手相に出ていたので、本人に告げる。

 そして数分鑑定した後のことです。

西谷 「あの・・ところでBさん、ご主人は今何歳なんですか?」と訊ねると
Bさん 「私の3つ年下で、えーっと30歳です」
西谷 「そう、それじゃ、ご主人とは何歳で出会ったんですか?」
Bさん 「はい、主人が18歳の時なんです」

 すると横に居たAさんが、

Aさん 「って事はBさん、あなたが21歳の時にご主人と出会ったんじゃないの!?」
Bさん 「あっ? そうか、そうだ! 私が21歳の時に出会ったんだ!!」

 これで、手相に書いてあった21歳で本命と出会う、という印が正しい事が判明しました。

西谷 「後でICレコーダーで聞き直してみて下さい。私は21歳で本命の男性と会っていると言っていますから」

 Bさんは、21歳で今のご主人と会ったのですが、出会った頃は結婚なんて考えもしなかったので、恋にはならず21歳の出会いは格別な印象に残っていなかったようでした(数年後に結婚)。でも、本命(赤い糸)の相手の出現は、しっかり手相(潜在意識)は捕らえていたのでした。

 この辺の所が、人の記憶より、手相の記憶の方が精密ですね。

西谷 「Bさん、ご主人と出会った歳ぐらい覚えておいた方がいいですよ」(笑)、と突っ込む私。

「手相って、すごい~!」とはしゃぐ2人でした。

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