2016/2/23
手相が大変化したKさん。
その時、何が起こったか
滅多にない事が起こる!
ほとんど起こらない事ですが、稀に手相が大きく変わる人が存在します。
今日は、そんな珍しい体験を持つ、Kさん(男性 36歳)のお話です。
知能線の形が、短期間で大きく変化・・・
先日の大阪鑑定・初日(11日)の事です。
手相を見始めると、Kさんが、すかさずこうおっしゃった。
「先生、私は子供の頃に、手相が大きく変わってしまったんです!」
と。
そこで、話を伺ってみると、次のような話でした。
知能線の位置が大変化!
鑑定にいらっしゃったKさんの手相は、子供の頃は、両手とも知能線が生命線に標準的にくっついた、「普通型」 だったといいます。
実際、現在も左手は、生命線の21歳位置辺りから知能線がスタートしている 「普通型」 でした。
でも右手は、違っていました。
知能線の普通型・・・標準的な知能線のスタート位置の人のこと。
“人差し指の付け根幅” を生命線上に取った地点から知能線がスタートしているもので、八割の人がこれに当たる。
Kさんの場合、なぜそれが分かるかと言うと、Kさんは子供の頃から手のひらの線に感心があり、手のひらを、しょっちゅう眺めていた子供だったからです。
実際、当時、親が取ってくれたKさんの「墨の手形」があり、それには左右とも、標準的にくっついた知能線が写っているそうです。
手相が大きく変わったのは、
小学校5年生のある日、ある事があってから・・・
Kさんの手相が大きく変化したのは、小学校5年生(11歳)のある日のことでした。
学級代表の選出の時期になり、「誰かなりたい人は・・・」という問い掛けがあった時です。
大人しかったKさんが、ナゼか自分で立候補しようと、手を挙げたのでした。
というより、目に見えない何者かに手を挙げさせられた、という感覚だったとか。
「あれっ! 何で手を挙げるの、エッ~! ウソでしょ、なんで~」
と、自分の行動に、自分自身でも驚いたそうです。
その日から、手相が大きく変化し始める
すると、その小5のハプニングを機に、右手のみ手相が変わり始め、1週間たらずの間に、右手の知能線が、生命線と大きく離れた 「離れ型」 に変わってしまったのでした。
現在も、右手のみ知能線は 「離れ型」 です。
知能線の離れ型・・・知能線が、生命線の起点と離れて出発するタイプ。
1割の人がこれに属し、大胆で、楽天的で、リーダーシップを持つ、度胸ある “当たって砕けろタイプ” である。
尚、離れ型の場合、知能線と生命線の起点は、離れていればいるほど、大胆なこの性格は強調されます。
Kさんの右手は、結構離れている部類でした。
(離れ型なのに、表面的には大人しそうな人もいる事を、付け加えておきます)
こうして、学級代表に選ばれてから、自信のある、度胸ある人に心底から変身したKさんになったのでした。
右手だけ変わった訳は
右手だけ変わったのは・・・。基本的に言えば、
・左手は生まれ持ってきた「先天運」、
・右手は、今生、自分の努力で創っていく「後天運」
なので、右だけが変わったのでした。
珍しいケースでしたので、ご紹介しました。
人生の大筋は、そう簡単には変わらない
最後に、手相は健康状態を示す線がよく変化します。
また他の線も変化はします。が、線が変わることがあっても、大筋の運命はあまり変わりません。
例えば、私が幼児期に手相を拝見し、その子の20~30年後の恋愛や結婚の年齢、独立や幸運が起こる年を、正確に当てたケースは、たくさんあります。
それら運命についての話、運命は決まっているのか? 運命を変える方法は? などは、
私の『来予知はできる』(西谷泰人著 創文刊) で詳しく述べています。
ご参照ください。
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