手の動作で分かる、あなたの「器用」度
手の動作に注目すると・・・
皆さんは、手の動作で器用さが分かる、という事を知っていますか？
アメリカのカリフォルニア州グレンデール・アドベンチスト医療センターのローレンス・ミラー博士が、拍手の仕方でその人が器用かどうかが分かる、という事を発見しました。
博士がこのことに気が付いたのは、ロサンゼルス交響楽団のコンサートを聴きに行った時だったといいます。
演奏が終わると、ほとんどの聴衆が左手のひらを右手でたたいて拍手しているのに対し、博士と夫人はその逆の形の拍手をしていることに気が付いたのでした。
博士は右利きで、夫人は左利きです。
「不思議だな・・・」
１１０人の患者で、拍手の調査をする
そう思ったミラー博士は、病院でリハビリテーションを受けている１１０人の患者について、拍手の仕方を調査したんですね。
すると、右利き９５人のうち８３人（８７％）は、左のてのひらを右手でたたいていたが、残り１２人（１３％）はこの逆。
また、左利き１５人のうち１３人（８７％）は左手でたたき、２人（１３％）は右手でたたきました。
そこで、指先の器用さをみるタッピング・テストを行ったところ、利き腕と反対の手で拍手をする（たたく）人の方が、ずっと器用なことが判明したのでした。
という事で、皆さんの拍手は、どっちのグループでしたか？
恋人や友人、知人、ご家族の器用さのチェックに使ってください。
Ｐ．Ｓ．
創文のスタッフの一人（右利き）に聞いたら、「私は両手で拍手をしているので、どちらで叩いているか、分かりません」となりました。
考えてみると、そのスタッフはピアノを弾いたり、あえて左手でマウスを動かしたりして、両手を普段から使っているからか・・と思いました。
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