2010/10/22
感動! 達人?は身近な所に居た~
昨日、買い物をする物があり、近所のスーパーに立ち寄ったときの話です。
レジの先の、買った食品を 買い物を袋に詰める机の上で、私は巻いてある薄いビニールを、スパッ!と見事に切ったのですね。
すると、横で買い物袋に食品を詰めつつ、それを見た80歳ぐらいの男性が 私に、
おじさん 「あ・・、その切り方はダメだよ。そういう風に切ると、次の人が取り難いんだな。切る時はね、少し(5センチ程)次の袋の頭を出して、スパッ! こう切るんだよ。」
西谷 「お見事! なるほど・・・、おじさん上手いもんだ~。只者ではないですね」
おじさん 「ワシは、女房を7年前に亡くしてから、毎日買い物に来ているんだよ。それで熟達したんだな」
西谷「恐れ入りました~」
そう言って、一礼したのでした。
おじさんは、「じゃあ」と言って、ゆっくりした動作で、自分の食品を入れた袋を持って、帰っていきました。
むむむ、もしや達人?・・・は身近な所に居た。
私が以前(もう20年以上も前のこと)、茶道を習ったお茶の先生(女性)から、客をもてなす心にかけて、こんな事を教わった事があります。
「達人っていうのはね、相手(受け取った人、次の人)に、気持ち(愛情)が達している人の事なのよ、だから達人」 と。
このおじさんは、次の人に良いように、使い易いようにと、気持ちが達している ある意味”達人”(に近づいてきている人)なのだ、と思いました。
追加文・・・
と言うと、買い物のビニールぐらいなら、私もやってるわ、という方があるでしょうね。
でも本当の達人は <最高の技術と愛情が極まった人> の尊称です。・・・そして、その極まった力で人々を幸せにする奇跡も起こす。
という事で、更新3時間後に、誤解を招かないように<追加文>として、書き足しました。