2013/01/30
念力が強すぎると、マイナスになる?

 願いを叶える方法は?

 今日鑑定にいらっしゃった、Mさん(32歳 男性)から、

 「先生、願いを叶える為の心構えをアドバイスください」 とご相談がありました。

 Mさんは、何かを思い込んでいるようなタイプでしたので、次のような話をしました。

 「強い思いを持つことは、目的達成のためには絶対必要な要素です。
 でも、思い方を誤ると、かえって願いが叶わないマイナスの方向に行ってしまう事がよくあります」

 と前置きをして、次のようなお話をしました。
  
  創文の受付けが始まって以来の大珍事~! が起こる(笑)

 以前、創文の創業期に、アルバイトに来ていたX君(21歳)という青年がいました。(現在は、立派な警察官になっていますので、名前は伏せます)

 彼は、何でも一生懸命やるタイプで、何か頼むと、何でも夢中にやるエネルギーを持っていました。

 そんな彼に、初めて電話受付を頼んだ日のことです。
 (もちろん電話受け付けなど、生まれて初めての経験です)。

 大変緊張して、電話の前に座って、朝からジーッとして、ただひたす電話がかかってくるのを待っているX君でした。
 今のように、インターネットによる「オンライン予約システム」 もまだ導入していない頃でしたから、毎日15件から30件ぐらいは平均して予約や問い合わせの電話がかかってくる時期です。

 ところがです!
 X君が電話の前に座って、ジーと電話を意識し、
 「電話がかかってきたら、なんてしゃべろう・・」 なんて思い詰めていたせいでしょうか、
 ナント、その日は平日にも関わらず、1件の電話もかかってこなかったのでした~。
 これは創文が始まって以来の“珍事”となりました(笑)。

  執着心が取れると、普通に電話がかかって来るようになった

 そして翌日、X君の電話に対する執着心?が取れたのでしょう、電話は普通にかかってきました。あとで数えたら、X君は20数件ほど受けていました。

 このように、念が強い=執着心が強いという事にもなり、結局は、幸運を堰(せ)き止めてしまう事になる、というお話でした。
 お客様も、「今日は電話やめとこうかな・・」 と、どこかで重~い?空気を察知したんでしょう(笑)。

 こうして人の心は、深いところでみんな繋がっているのですから、思いの出し方は大切です。

 X君が、1年後にこう語っていました。

 「あの電話受付けの初日ほど、疲れた日はなかったです~」

 執着心ともいえる強い念を出すと、今の例のように、会社にも、本人にも、お客様にとっても、マイナスになります。

  願いを叶えるいい念と、ダメにする執着心の違いは?

 では最後に、「願いを叶えるいい念」と、「願いをダメにする執着心」の違いを述べておきましょう。

 ・願いを叶えるいい念は・・・明るく、希望に溢れた、軽い念で、上手くいくぞ~という快活な気持ちです。

 ・願いをダメにする執着心は・・・しがみつく様な重い念で、恐怖や焦り、大丈夫だろうか・・という暗い気持ちです。

 という事で皆さん! 願いを叶えるとってもいい念を出して、どんどん幸せを呼び込んで行こうではありませんか~~~!

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