2014/8/9
必死に考えれば、知恵が湧く。知恵を使えば、人生はひらく

 

  オリジナルな発想で生き延びる

 どの分野でも、活躍する人たちは、何かオリジナルなやり方を見つけて生き延びているものです。

 力が均衡するプロの中でも、一つ頭を抜け出す成績を上げる人は、強い探究心を持ち、独特なやり方を編み出しています。

 今週号のフライディーの、(プロ野球選手)仁志敏久選手の『プロだからズバリ書く』というコーナーで、次のような面白い話が載っていました。

 ご覧になっていない方のために、ご紹介します。

  甲子園で剛速球投手と対戦する

 子供の頃からプロ野球選手になる事を目指していた仁志選手は、高校に入学して野球部に入部すると、直ぐにレギュラーになり、甲子園に行きました。体は小さかったそうですが。

 それも、チームにエースがいたこともあって、彼にとって始めての出場にも関わらず、甲子園で準優勝したのですね。

 その時、
 「2回戦で当たった沖縄水産・上原晃さんの145k/h以上のストレートは中学を卒業して4ヵ月ちょっとの僕にはあまりにも速かった。打ちに行ったら、もう自分の手元に球が来ているという感じでした。」(仁志選手)

 そこで、
 「どうやったら打てるのかと頭をめぐらせ、球種が分かれば何とかなるかもしれないとクセを探しました。
 ベンチや、次の打者の待合サークルでじっと上原さんを凝視。球種によって、ある箇所に違いが出ることに気が付きました。

  口の形で、球種が分かった!

 それは口です。ストレートの時は真一文字になるのですが、変化球のときはとがらせる。自信があるだけにまっ直ぐのときは気持ちが引き締まるんでしょうね。それで2本ヒットが打てました」(仁志選手)

 このように、必死に考えると知恵が湧き、その知恵によって人生を切り開くことが出来る、という例です。

 こうした、窮地を切り開く独自な発見をした話は、いろいろな分野の人からお聞きしますが、どれも必死に、
 「何かいい方法はないか・・・!」 と探していた人に起こった幸運です。

 皆さんも、自分のオリジナルな発想、独自なやり方を編み出し、社会で勝ち抜いてください!

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