2016/2/7
幸運の始まりが、その時点では、
分からない事もある

  手相の “幸運の相” には、2タイプある

 幸運の相には、
 “幸運が起こった年” に出るケースと、“幸運の起点となる年” に出ているケース、

 の2つがあります。

  手相で見る、後で分かる “幸せ” の出発点

 という事で、今日のお話は、今述べた“後者”、<幸運の起点に出ていた幸運の相> のお話です。

 つまり、後で考えてみると、あの時に、あれをやった事が、幸運の始まりだった・・・というお話です。
 そんな事をつい最近も、実感したケースがありました。

  運命線からの太陽線

 先日鑑定したA子さん(50代)の手相には、運命線の26歳から薬指付け根まで上る、大吉相の太陽線がありました。

 *運命線からの太陽線・・・運命線上から太陽線が分岐し上る流年に、幸運が起こる。あるいは幸運のきっかけ、スタートがある。

 普通でしたら、運命線から太陽線が枝分かれして上る流年(A子さんの場合は 26歳)は、大きな幸運が起こる年です。

 昇進したり、事業の後継者に就任したり、あるいは夢が叶ったり、恋人と出会ったり、結婚したり、商売の景気が急上昇するとか、大金が入ったり、受賞したり etc….

  26歳はどんな年だったか・・・

 しかしA子さんの場合は、ちょっと違っていました。

 26歳の年は、結婚した年でも、出世・昇進した年でも、受賞した年でもありませんでした。

 そこで私が、もう少し話を伺うと、次の事が判明しました。
 A子さんの26歳は、ある会社に “入社した時” でした。

  26歳の入社時点では、まだ将来の幸運の始まりとは、気付かない

 この会社の社員になった彼女は、ちょうど新しく立ち上げた部署に配属となったのでした。
 そして、合計3年半、その部署で仕事をしました。

 毎日、一生懸命仕事をした彼女は、部署を軌道に乗せる中心的な役目を、立派に果たしたのでした。

  次の会社へ

 そして、その会社で3年半が過ぎ、転職する事にしました。

 当時、A子さんはとても輝いていたのでしょう。
 彼女は、次の大手の会社の面接(合格率は高倍率)で、審査員の人たちにとっても気に入られ、合格!
 「研究開発課」へ配属となりました。

 そこは、高学歴のエリート研究員が並み居る世界でした。
 その人たちは、ほとんどが後に、有名な大学教授や、研究分野の名だたる人たちになっているといいます。

 そこで彼女は、役員秘書に抜擢されます。そして活躍。
 そして、ご主人との出会いも、この研究所でありました。

 そして結婚。
 現在、ご主人は海外で活躍中です。

  幸運のドラマは、26歳から始まっていた

 ご本人も、
 「あの26歳の時に、入社した会社での3年半に渡る “修業” のような日々があったお蔭で、力が付き、その後の引き立てや、いい出会いなどの幸運がありました」

 と、しみじみおっしゃっていました。

 これは簡単に言えば・・・。
 A子さんが、30歳で研究所で夫に会い、幸運な生活になる為に、26歳で入社した前の会社での仕事の経験等・・・が、絶対必要であり、幸運の起点であった、という事です。

  A子さんのようなケースは、稀にある

 この幸運の印を持つ人は、
 10人中9人以上は、その年(流年)に幸運な出来事が起こります。
 そして稀に、今日お話ししたような、幸運の起点の年、というケースになります。

 鑑定のこぼれ話でした。

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