2011/2/13
 幸せを掴むには、時には大芝居も
しなくちゃダメだ!

 

人間、何時までも 普通にまじめに生きているだけじゃ、今までと運命は変わりません。

 時には、大芝居を打って、運命を素晴らしく変えるぐらいの気構えが必要です。

 次の話は、今日の手相スクール・二十二期生の1人、男性 I さんのお話です。

 この話は、別に芝居を打ったわけじゃなかったのですが、結果的にそうなったのですが・・・。

 かつて、もう10年も交際をしていた4つ年上の彼女(当時36歳)と、同棲はしているものの、席を入れないままでいた I さん(当時32歳)に起こった話です。

 I さんは、いくら周囲が”そろそろ結婚したら”と忠告しても 「その内に・・」とか何とか言って、のらりくらりとかわし、結婚をしなかったそうです。

 そうこうしている内に、彼女のお父様が重病に。
 そして父が病床で、「是非 I さんに会いたい・・・」と言っている、と家族を介して連絡が来た。

 もう彼女の父は、いつ人生が終わるかもしれない・・・。

 そう思って I さんが病床に駆けつけると、もう弱り果てた父の姿がありました。
 「む、娘をよろしく頼む・・・。」

 そう小さな声で頼む父に、 I さんは 手を握りながら、

 「分かりました」 とシッカリ答えたのでした。

 その後です。
 お父さんは、急にメキメキ回復。スッカリ元気になられたのだとか!
(笑)

 これが、 I さんが交際10年目にして結婚に踏み切った、経緯(いきさつ)でした。
 シチュエーションから考えて、このお父さんの病気は 芝居ではなさそうですね。偶然にそうだったみたい。

 でも、後から考えてみるに、この事がなかったら、未だに結婚に踏み切っていなかったのではないでしょうか。 I さんは “これでいいのだ~!!” なのだ。

 という訳で今日は、
 ≪いつまでも動かない運命には、時には大芝居も必要である(もちろん善意で)≫。

 というお話でした。

TOPページ