幸せを掴むには、時には大芝居も
しなくちゃダメだ!
人間、何時までも 普通にまじめに生きているだけじゃ、今までと運命は変わりません。
時には、大芝居を打って、運命を素晴らしく変えるぐらいの気構えが必要です。
次の話は、今日の手相スクール・二十二期生の1人、男性 I さんのお話です。
この話は、別に芝居を打ったわけじゃなかったのですが、結果的にそうなったのですが・・・。
かつて、もう10年も交際をしていた4つ年上の彼女(当時36歳)と、同棲はしているものの、席を入れないままでいた I さん(当時32歳)に起こった話です。
I さんは、いくら周囲が”そろそろ結婚したら”と忠告しても 「その内に・・」とか何とか言って、のらりくらりとかわし、結婚をしなかったそうです。
そうこうしている内に、彼女のお父様が重病に。
そして父が病床で、「是非 I さんに会いたい・・・」と言っている、と家族を介して連絡が来た。
もう彼女の父は、いつ人生が終わるかもしれない・・・。
そう思って I さんが病床に駆けつけると、もう弱り果てた父の姿がありました。
「む、娘をよろしく頼む・・・。」
そう小さな声で頼む父に、 I さんは 手を握りながら、
「分かりました」 とシッカリ答えたのでした。
その後です。
お父さんは、急にメキメキ回復。スッカリ元気になられたのだとか!
(笑)
これが、 I さんが交際10年目にして結婚に踏み切った、経緯(いきさつ)でした。
シチュエーションから考えて、このお父さんの病気は 芝居ではなさそうですね。偶然にそうだったみたい。
でも、後から考えてみるに、この事がなかったら、未だに結婚に踏み切っていなかったのではないでしょうか。 I さんは “これでいいのだ~!!” なのだ。
という訳で今日は、
≪いつまでも動かない運命には、時には大芝居も必要である(もちろん善意で)≫。
というお話でした。