幸せなライフスタイル<その1>・・・
自分の“なわばり”を持とう~!
上手くいっているカップルと、
上手くいっていないカップルの違いは?
男女が一緒の家で快適に暮らす為には、自分の世界、空間が確保出来ているかどうか、が大切です。
いわば “なわばり” というものです。
心理学者・渋谷昌三氏がこう述べています。
「同棲しているカップルを調査すると、『いつも一緒』というカップルは案外、別れるのが早く、お互いに『なわばり』を主張するカップルは長く続いている。お互い、相手のなわばりを尊重することから、本当の信頼が生まれるのであろう」
気をつかわないのは夫だけ?
熟年離婚などにおけるケースでは、妻が離婚を切り出すと、
「り、離婚? どうして!?おれたち夫婦はうまくいってたじゃないか・・・」
と夫は反論することが多いという。
でも、それは妻の一方的な忍耐の上に成り立っていた、『夫の幸福』だったのですね。
夫が快適で妻が不快だった、という構図です。
大体、仲のいい夫婦は、口では「全然気をつかっていない」 といいながら、実はそれなりにお互いが気をつかっているものです。
上手くいっているカップルは、互いの“なわばり”に踏み込まない
ある落語家が、こんなことを言っていました。
「女房と毎日顔をつき合わせていると、しょっちゅう喧嘩をしてね。でもある時から、喧嘩しなくなりました。どうしたかっていうと、
うちはけっして大きな家ではないけれど、一階と二階というように住み分けて、あまり顔をあわせない様にしたんですよ。すると夫婦仲は上手くいく。うちはそうしているんです」
日本の家は小さいので、なかなか住み分けがし難いという事情もあります。でもなんとか、自分の“なわばり”を確保する、ということから始めるのがいいと思います。(相手の為にも)
自分の時間を、思いっ切り作るのもいい
芸能界では、マネジャーと歌手というのは よく結婚しますが、結婚後も仕事で常に一緒だと、離婚するケースが実に多い。
でも、歌手の八代亜紀さんと、夫でマネジャー 兼 所属事務所社長の増田登氏の場合は、常にご一緒ですがとても仲がいい。
というのは、八代亜紀さんは画家(フランスの「ル・サロン」展に5年連続入選した)でもあり、絵を描いている時が最高に幸せ!といいます。一方、夫の登氏は陶芸が趣味。
私も以前、テレビで拝見しましたが、八代亜紀さんご夫婦には所有する箱根の別荘・アトリエ「八代山荘」があります。
そこには亜紀さんのアトリエのみならず、夫の陶芸室もあって、時々行っては、一緒の時間をすごしていらっしゃる。しかし、それぞれのアトリエに一度入ったら、もう互いは別世界に没頭、まったく干渉しない、といいます。
このやり方なら、夫婦仲は上手くいきます。
皆さんも、今日の話を参考にして、自分の“なわばり”のある、幸せなライフスタイルを作ってください。
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