家族の中心であるママさんは、
家族みんなの身体になって大変~
昨日、直接鑑定で岐阜からいらっしゃった母娘お二人の、お母様
(61歳)のお話です。
このお母様は、ご家族の精神的支柱とも言える頼りになるお母さん、という感じです。
その彼女から、こんな話しを。
「夫が歯が痛いといえば、私(母本人のこと)の歯が痛くなる。息子が胃が痛くなると自然と私の胃が痛くなって、息子は治る・・、という事になるんです」
これは、典型的な“写し現象”ですね。
私も手相鑑定をする日には、前日の夜から、お客様の体調、精神状態、運命を強く受け始めます。(電話鑑定でも同じ)
私の場合は、それが遠隔であってもお客様の波長を受けて(波長を合わせて)、運命を読み取って行きやすくします。(自然にそうなってしまうので、大変なのですが)
例えば、失恋したばかりで、精神的に落ち込んでいる人の鑑定日には、その前日から気持ちが理由もなく落ち込みます。腰痛のある人でしたら、当日の朝やけに腰が痛い・・・。頭痛持ちの人の鑑定の前は頭がガンガン痛い~など、試練があります。
そうなると鑑定時に、お客様に精神的落ち込みは? とか、身体の調子は・・?など伺ってみて、本人が原因だと分かると、すぐにス~っと私の症状は治まります。
事前に症状が来ない場合もあります。そんな場合でも、鑑定直前(1時間前)ぐらいには症状が出ます。
ですから、私自身の体調が実際どうなのか、よく分かりません。鑑定日はいつもどこか不調なものですから。(それは、鑑定off の日の快調さで、自分の不調ではない事が明確です)
その代わり、(鑑定時に精神状態・体調を写すほど)波長が合っているので、運命が読み取りやすい、という利点があります。
お客様の運命を良くしてあげたい・・と思っているので、自然に写しのスイッチが入るんですね。
そんな訳で、10人鑑定し終えた後が一番爽快な体調といえます。
ただし、これまでの経験から、あまり受けないように(写し現象にハマらないように)調整するテクニックも身に付けましたが。
こういう現象が、私のような仕事でなくても、愛情で強く結ばれている家族やパートナー間などでは起きる事があります。今日紹介したお母様のように。
ご本人がサイキック体質の上に、いつも家族のことを強く思って(愛して)いらっしゃるから、繋がった意識を通して、家族みんなの情報が常時飛び込んでくるんです。
違う言い方をすれば、家族の危険を自分の身体に写して、邪気を祓(はら)っている、とも言えます。
頼りになるお母さんは、みんなの精神的支柱。それでいいのではないでしょうか。
* お客様の体調や精神状態をシッカリ受けて(写して)しまう話しは、拙著『占い師からのメッセージ』(創文刊)の第六章「人は、周囲の人の影響を強く受けて生きている」で、詳しくご紹介しています。ご参照ください。