2011/1/18
 安定を選ぶか、夢を追いかけるか

 

今年は、「大卒の就職内定率68・8% 2年連続で過去最低・・・」 と、大学を出ても、仕事を探すのが厳しいようです。
 でも、中小企業には採用のアキがいっぱいあるんですよ。

 例えば、「『安定した会社が良い』という大企業志向の学生が多く、採用につながらない」(大阪府泉南市のタオルメーカー)のように、若者の入社を待っている中小企業はいっぱいいっぱいある。

 でも、一流企業といわれる 安定した企業や、公務員職を、多くの若者が求めているのが現状です。

 ところで私の20歳頃の話をすれば、私は、元々父の経営する社員200人の会社の 約束された社長の座を蹴って、夢を追いかけ、周囲の反対を押し切って上京した人間でした。

 ですから、もし就職するならこう考えます。

 「好きな業種の小さな会社に入って、活躍して、会社を大きくして、社長になるぞ~!」 って。

 今の若者の多くは、そういう夢を追いかける選択はしないんですね。

 就職がそうですから、結婚相手も同様に安定した相手を選ぶ。

 昨年亡くなられた、大作詞家の星野哲郎氏は、新婚当初は4畳半一間での生活。夫婦で押入れに半分身体を入れて寝ていたそうです。
 そんな中で、大ヒット曲が次々出て、奥さんも後にちゃんとした家に住み、お金持ちにもなり、夫と共に夢が叶って 幸せになりました。

 奥さんは、夫と共に、夢を追いかけたんですね。

 ”夢を追いかける”って、素敵だと思うな・・・。

 安定した企業だからって入って、それ程好きでもないけど頑張って、でも何年か後に不景気で会社が倒産したら悲しいですね。現にそういう事例は現代ではいっぱいあります。

 もちろん どう生きるかは、本人の自由ですよ。

 という訳で今日は、好きな事しか して来なかった西谷泰人の独り言 でした~。

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