安定を選ぶか、夢を追いかけるか
今年は、「大卒の就職内定率68・8% 2年連続で過去最低・・・」 と、大学を出ても、仕事を探すのが厳しいようです。
でも、中小企業には採用のアキがいっぱいあるんですよ。
例えば、「『安定した会社が良い』という大企業志向の学生が多く、採用につながらない」(大阪府泉南市のタオルメーカー)のように、若者の入社を待っている中小企業はいっぱいいっぱいある。
でも、一流企業といわれる 安定した企業や、公務員職を、多くの若者が求めているのが現状です。
ところで私の20歳頃の話をすれば、私は、元々父の経営する社員200人の会社の 約束された社長の座を蹴って、夢を追いかけ、周囲の反対を押し切って上京した人間でした。
ですから、もし就職するならこう考えます。
「好きな業種の小さな会社に入って、活躍して、会社を大きくして、社長になるぞ~!」 って。
今の若者の多くは、そういう夢を追いかける選択はしないんですね。
就職がそうですから、結婚相手も同様に安定した相手を選ぶ。
昨年亡くなられた、大作詞家の星野哲郎氏は、新婚当初は4畳半一間での生活。夫婦で押入れに半分身体を入れて寝ていたそうです。
そんな中で、大ヒット曲が次々出て、奥さんも後にちゃんとした家に住み、お金持ちにもなり、夫と共に夢が叶って 幸せになりました。
奥さんは、夫と共に、夢を追いかけたんですね。
”夢を追いかける”って、素敵だと思うな・・・。
安定した企業だからって入って、それ程好きでもないけど頑張って、でも何年か後に不景気で会社が倒産したら悲しいですね。現にそういう事例は現代ではいっぱいあります。
もちろん どう生きるかは、本人の自由ですよ。
という訳で今日は、好きな事しか して来なかった西谷泰人の独り言 でした~。