女性にとっての人生のストレスは、
若い人ほど多く、60代で急激に減る
女性は若い人ほど、大きなストレスを抱えている
人は誰もが、多かれ少なかれストレスを抱えて生きています。
ある広告代理店の調査によると、ストレスの大きさは、女性の場合 20代がピーク。そして30代、40代と徐々に減少しています。
一方男性は、20代より30代、30代より40代がストレスが大きい。そして50代ではストレスが少なくなる。40代がピークなんですね。
ではどんなストレスを感じているかといえば、
「20代の女性」のストレスの大きい順
1-結婚できないかもしれない・・などの将来への不安
2-仕事の重圧
3-仕事の人間関係
4-金銭的な問題
5-健康不安
6-時間的な問題
7-配偶者
8-子どものこと
9-自分の家族のこと
10-就職問題
11-恋人・恋愛関係
などでした。
これは30代、40代になっても起こる不安でもあります。
一方、男性はどうでしょうか。
「40代の男性」のストレスの大きい順
1-将来への不安
2-仕事の責任の重圧
3-仕事の人間関係
4-金銭的な問題
5-健康不安
6-時間的な問題
7-配偶者
8-子どものこと
9-自分の家族のこと
10-年金問題
という調査結果でした。
そして、そのストレスの解消法は、
女性は「好きな物を食べる」 が55%でトップ。次が、「愚痴や悩みを聞いてもらう」34%という調査結果でした。
次に40代の男性のストレス解消法は、「お酒を飲む」が43%で、断然トップでした。ちなみに女性で2位の「愚痴や悩みを聞いてもらう」は5%と、男性にはほとんどありませんでした。
60代に入るとストレスが減って、人生が楽になる
そのストレスのグラフの図を見ると、急激に減る(ストレスが減る)年代が、男女とも60代に入ってからでした。
という事は、人(多くの人)は、いろいろストレスで悩んできても、60代になるとストレスから開放され、スッと楽になる、という事です。年は取ってみるものですね。
確かに、60代になれば、
・仕事からも、また避けられない人間関係からも解放されて、気が楽になる。
・自分が美人だとか、そうでないとかなどは、あまり関係なくなる。
・家庭的にも、子供が成人し、親としての責任を果たし、自由な時間が手に入る。
・生きる知恵がついて楽になる。
・ある程度のお金の目処が立ち、気が楽になる。
など、ストレスの多くが減少していきます。
還暦で、人は一度生まれ変わる
仏教を基にした東洋の運命学では、人の生まれ持ったカルマ(因縁)は、生まれた時から60歳まで受け続けて「苦しんだり、葛藤して」清算し、それ以降は今度は今生に自分が作ったカルマ(因縁)で人生が決まる、と言われています。
つまり、60歳以降の人生は、60までの生き方がどうであったかで決まる、という訳です。
そうすると、60歳までの人生がいい意味で充実していた人は、60代以降が輝き、
反対に、それまでの人生があまり充実してなかった人は、60歳を境に、ガクッと精彩がなくなる、という事です。
十干・十二支が一巡するのが60年です。還暦(かんれき)といいますが、そこまでで本来のカルマ(因縁)が終わるのですね。
*還暦・・・かんれき。年齢60歳をいう。還暦とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支に戻ること。つまり60年で再び生まれたときの干支(えと)に還(かえ)る、という意味です。
通常は還暦とは人間の年齢について言い、数え年61歳(生まれ年に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。.
という事で皆さん! 50代まではストレスと葛藤しながらでもちゃんと生きていけば、60歳以降が楽しみである、という事です。
この話が、皆様の今後の人生の参考になれば幸いです。
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