2016/5/16
夫婦仲の良い悪いを、宇宙的な視点で見ると・・・

 

  地球だけに生命が住めた、太陽と地球の位置関係

 今日は、話しが宇宙的です。

 「宇宙には、地球と同じような、人や生物が住める星が存在するか?」
というテーマは、古代からの人類の大きな研究対象です。

 生物が存在できる星は、まず温度が生物の生息に相応しい温度であり、水がある事です。

 そしてもう一つは、星の大きさがある程度大きくて、引力が程よくある星であること。

 そうした、生命が生きられる環境を、ハビタブルゾーンといいます。

 *ハビタブルゾーン・・・宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている天文学上の領域。
 日本語では「生命居住可能領域」と呼ばれている。

 そういう環境だと、植物や木々が繁殖し、植物の光合成によって地球上にいっぱい酸素が生まれます。

 (地球は46億年前に誕生し、はじめは空気が無かった。そこに植物の先祖が現れて、水の中の二酸化炭素を取り入れて、酸素を吐き出し始めた)

 ところで、太陽系の中では地球だけが温暖で、水が豊富にあり、生命が存在し存続しています。

 その理由は、太陽と地球が見事な距離にあり、地球が丁度いい大きさ(引力〈重力〉がほど良い)であるため、 温暖で、水を持つことができたからです。

  金星や火星には、生物は住めない?

 というのは、もし金星のように地球より太陽に近い位置にあると、熱過ぎて、海の水は沸騰して蒸発してしまいます。
 (金星の地表温度は、摂氏470度の灼熱地獄です)

 そして反対に、火星のように太陽から遠いと、冷え過ぎて、氷になってしまいます。
 (火星の地表温度は、平均マイナス55度)

  地球の大きさ

 さらに、火星のように地球より小さい(火星は地球の半分)惑星ですから、引力が弱く、大気は宇宙に逃げていって水を持つことができません。
 
 このように太陽との距離と、自己の大きさで、存続できるかどうかが決まります。

 そうして考えると、地球は太陽からの距離、惑星としての大きさが、見事なまでに理想的だった、という訳です。

  太陽と惑星の関係を、夫婦に置き換えると

 よく男女の関係は、太陽と月の関係で例えられます。
 男・女は <陽と陰> という訳です。

 また、太陽と地球という関係で見るのも、面白いでしょう。これも <陽と陰> 。

 今日は、そこから発展して、人の男女(夫婦)も同じように考えてみます。
 夫婦のどちらが太陽でどちらが地球かは、各々考えていただくとして、相手との適度な距離を保って、居心地の良い場所を持つべきです。

  居心地の良さ <3タイプ>

 一緒に暮らしていて、快適なカップルだといいですね。
 夫婦ですから夫婦ゲンカすることもあるでしょうが、上手く、仲良くやっている恵まれたカップルは 「3組に1組」。

 「合わないな・・・」 でも利点やいいところもあるから、まあいいか、という、別居する場合もあるけど、離婚しない、まあまあカップル。これが 「3組に1組」。

 この2つが、夫婦が一緒に住める、いわゆる夫婦の “ハビタブルゾーン”

 それ以外の、相手と一緒にいると元気やお金、夢が蒸発してしまうという人もあるでしょうし、酸素が少なくて呼吸が出来ない、窒息死しそう~!
 あるいは、凍えそう・・・とか、一緒に暮らすのはムリ~! そういって 離婚するカップル。
 それが「3組に1組」。

 というところです。

 *日本の離婚状況・・・3組に1組が離婚しています。
 
  バランス

 宇宙において、太陽と地球の距離や大きさは、奇跡の配置、組み合わせと言われています。それ程、生命誕生の条件にピッタリ!
 男女も、そんな快適なカップルだといいですね。

 でも、多くのカップルは調節・努力が必要です。
 
 皆さんの場合は、どうでしょうか?
 太陽と地球、そして地球と月は、何十億年も調和が続いている、最高にいい相性なんですね。

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