2011/2/1
 天の時を知る学問・・・
方位学

 

連日、方位学の話題を続けていますが、本日も、頂いたお便りを元に お話しします。

 まずは、お便りのご紹介です。

     エジプトに行ってきました

西谷先生、創文の皆様 こんにちは☆

 鑑定日記、いつも楽しみにしています。

 昨年12月に、エジプト行き航空券が抽選で当たり、ご相談に伺ったK.K.(七赤金星)です。

 エジプトに行くなら2011年の1/4までに行くように勧められ、本当に時間的余裕はなかったのですが、年末年始を使って行くことにしました。
* 注ー 2011年の1/6以降の出発は、彼女にとって、西30度が月盤が凶方位。2/4以降は誰にとっても年盤が大凶方位となる為、早い日時の出発をお勧めしました。(西谷)
 
 出発日も散々迷ったのですが、12/21から1/4まで2週間行って来ました。

 いつか訪れたいと憧れていた多くの場所を見ることができたし、何より無事に帰ってくることができて、本当に良かったと思います。

 そうして日本に帰国して、10日後にチュニジアのベン・アリ大統領が国外逃亡。あれよあれよとエジプトの社会情勢もすっかり変わってしまいました..。
 私がいた時はとても平和だったのに、今は治安も悪くなって旅行どころではありませんね..。

 12月のうちに、思い切って行ってしまって良かったと思います。

 あの時、西谷先生に行ったらいいじゃない!っと後押しして頂いたお陰です^^
 ありがとうございました?
(K.K.女性)

 これが頂いたお便りです。

 運命は ほんのチョッとの判断の差で、天と地を分けますね。
 方位学は”天の時”を見る学問、ともいえるでしょう。

 今回の件で思い出したのですが、以前、私がニューヨークに住んでいた(2000年~2004年)の間の、2001年の事です。

 ニューヨークに住む日本人女性通訳のYさんが、8月下旬に、「素敵なアパートを見つけたから 9月1日に引っ越すんです」、と言うのです。
 方位を調べると、彼女の住まいから見て大凶方位でした。そこで、

 「Yさん、今引っ越すと 今度のアパート 方位が悪過ぎる・・。方違え(かたたがえ)をしてから、そこに入居した方がいいですよ」 と忠告しました。
*方違え(かたたがえ)・・・悪い方位に行く時に、違う方位に一定期間留まり、そこから行きたい方位に移動する事で 凶方位を吉に変える方法/拙著『すぐに使える実践方位学』を ご参照下さい)

 それでYさんは、しぶしぶでしたが、私のアドバイスに従い、引っ越し先のアパートが吉方位になる位置の、親友(アメリカ人女性)のアパートに しばらく仮住まいする事にしました。

 そうして2週間経たない9月11日に、NYの世界貿易センタービルが崩壊した世界同時テロが起きたのでした。

 Yさんが9月1日に引っ越すはずだった新居アパートは、その世界貿易センタービルのほんのすぐ傍だったのです。(Yさんは、新居の件でまだ正式な契約を交わしていなかったので、移転を取り止めました)

 その周辺の住民には、テロ直後に避難命令が出たことにより、自宅に居られなくなりました。

 Yさんから、テロの数分後に私に電話があり、
 「西谷さん、本当にありがとう! もし私、新居に移って早々 こんな目に遭っていたら、立ち直れなかったでしょう・・」 と、お礼を言われました。

 世界貿易センタービルの近隣は、1ヶ月以上の間、死体が焼ける死臭が漂っていました。

 方位学は、天の時を知る学問 だと思います。

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