大切な面接前、お見合い前、
ステージ前、交渉前など、本番前の緊張を解く方法
緊張と、ムシャクシャした気持ちを、払拭(ふっしょく)する方法
今日は、緊張する場面である、大事な面接前、お見合い前、ステージ前、交渉前などの本番前に、緊張を解く良い方法をご紹介します。
また同時に、ムシャクシャした気持ちを静める方法も、お話しします。
“貧乏ゆすり” をする、Sさんの心理は
まず先日、鑑定にいらっしゃったSさん(男性 35歳)のお話です。
Sさんは、ここ1年ぐらい前に社内の営業部に配属されてからというもの、“貧乏ゆすり” をするようになりました。
そのため、会社の同僚から、
「みっともないから止めた方がいいよ」
と言われると言います。
でも、さすがに鑑定の時には、Sさんの“貧乏ゆすり”は出ませんでしたが。
貧乏ゆすりは、欲求不満の解消の動作
ところで“貧乏ゆすり”をしていた有名人といえば・・・
元巨人軍監督の川上哲治氏がその一人ですが、長嶋茂雄氏もやっていたそうです。
ただしこのお2人は、同じ貧乏ゆすりでもちょっと違っているところがあった。
川上氏はベンチの一番後ろでゆすり、長嶋氏はベンチの一番前で、ゆすっていました。
貧乏ゆすりは、心理学的には、フラストレーションがたまっている状態を解消しようとしている体の動きです。
*フラストレーション【frustration】・・・欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。
こういう時は、反対の動作をすると、止まります。
反対というと、リラックスしている状態ですが、それは、足を少し開いて座っている形です。
(緊張している時、人は足を閉じ気味にし、心を閉ざしている形を取りますから、反対に足を少し開く)
それに加えて、呼吸を深く、ゆっくりすると、効果があります。
緊張を解く方法は?
そして次に、緊張を解く方法です。
ステージに上がる前とか、面接や、お見合い、デートの前で緊張している場合の解消法です。
緊張すると、人は手の指をモジモジと絶え間なく動かします。
こうして気を散らして緊張を解こうとしているのですが、そんな時は、反対に指を止めて、両手の指を軽く組んでみると、落ち着きます。
更に、その指の静止に加えて、先ほど話した、少し足を開き気味にして座る体勢を取ると、もうどこからでも来い!という構えになります。
おまけに、意図的に呼吸を深く、ゆっくりすると完璧です。
つまり、普段のゆったりとリラックスしている時の体勢、状態を、意図的に作ってしまうのです。
そうすると、ドキドキして早かった脈拍も、静かに収まってきて、正常になります。
そしてそれに比例して、緊張がほぐれて、リラックスしますよ。
大切な本番前に、是非、やってみて下さい。
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