2010/07/22
 大スターの方位検証・・・
加山雄三を襲った瀕死の事故

 ●大スター加山雄三さんのこと

 本日、出掛けた際にスポニチ(スポーツ新聞)を購入し読んでいたら、加山雄三(73歳)の連載エッセイが載っていました。
 今回の22話は、加山雄三さんが瀕死の大事故に遭遇した時の話でした。

 読んでみると、方位検証が直ぐに出来る、詳しい情報が出ていましたので、ご紹介する事にしました。

 という訳で、今日は、大スター加山雄三さんの方位検証です。

 若い人達は余りご存知ないかもしれませんが、加山雄三と言えば、「若大将シリーズ」で一世を風靡した昭和の大スター。

 父親は俳優の上原謙、母は女優の小桜葉子(岩倉具視のひ孫)と大スターの両親の元に生まれる。本人は俳優、作曲家、歌手、ギタリスト。ピアノを弾き、絵の腕前もプロ級、そしてスポーツは万能、料理も上手い。また手相にも興味を持っていて、楽屋などで俳優やタレントの手相を見る事もあるとか。

 その他にも、自分で設計した船を建造し海で乗り回す。本を書けば大ベストセラーになる。作曲家としても100万枚以上のヒットシングルは数え切れません。代表作の『君といつまでも』は360万枚~! というように、日本におけるシンガーソングライターの草分けでした。

 「若大将シリーズ」は面白かったなぁ~、見たの?って、そりゃ私も、片っ端から見ましたよ~。
 私の中学校時代の事ですから、サッカー部仲間と映画館に通ったものです。
 ストーリーは、全部ハッピーエンド。それで”偉大なるマンネリズム”、と言われて(笑)。でもその路線で突っ走りました~。水戸黄門、遠山の金さん、若大将シリーズ・・・、日本人が愛する作品群です。

 もう、その人気たるや 凄かった~。「飛ぶ鳥を落とす勢い」とは、正にこの時期の加山雄三さんそのもの、と言っていいでしょう。

 しかし、運命とは分からないものです・・・。

●加山雄三を突然襲った 瀕死事故

 1965年、母・・小桜葉子が神奈川県茅ヶ崎市にパシフィックホテル茅ヶ崎を開業しました。しかし、ホテルは1970年に倒産。加山さんは巨額の負債(最大23億円もの借金)を抱える。
 加えて、女優松本めぐみとの駈け落ち同然の結婚が世間を騒がせ、1969年の『フレッシュマン若大将』以降低迷した同シリーズが1971年に終了。映画出演の減少もあいまって、かつてない不遇の時代を迎える。
 ナイトクラブ、キャバレー回りをするも、ギャラはほぼ全額借金の返済に充てられ質素な生活へと追い込まれた。

 そんな時は、悪いことは重なるものです。

 1974年1月5日に、北海道のルスツスキー場(札幌から西に50km程の位置)で圧雪車に轢かれるという大事故に遭遇したのです。

 スポニチの連載には、次のように記載されていました。

 1974年(昭和49年) 1月5日、正月休みで妻と訪れた北海道のスキー場で大事故に遭う。圧雪車に轢(ひ)かれ、1ヵ月の間の入院生活を余儀なくされた。

 札幌から車で約1時間半のルツススキー場(留寿都村)へ行ったところ、スキーグライダーの施設があり、管理者に勧められるまま試してみることにした。・・・・・中略・・・・・

 何回かはうまく飛んだ。「昼食前にもう1回やるか」。再び雪山の上部まで圧雪車で引き上げてもらい、滑降もスタート地点に着いた時、事故は起きた。圧雪車が自分に向かってバックして来たのだ。運転手がなにか勘違いしたのだろう。
 とっさに体をかばおうと斜め下向きになった直後、圧雪車は体の上をゆっくりと通り過ぎ、「バキッ」と骨の折れる音がした。あおむけだったら内臓が破裂しただろうし、うつぶせだったら背骨をやられていたかもしれない。・・・・・・後略・・・・・・

(2010.7.22.スポニチ「我が道」22話 より)

 この事故で、加山さんは、左肩甲骨を骨折、大腿部付け根にある大転子がつぶれ、肋骨4本と左の足首4ヵ所にヒビが入る瀕死の大怪我を追ったのでした。(結果、札幌市内の病院に1ヵ月入院する)

●大事故の方位検証

 方位学に詳しくない方は、専門用語が出ますが、適当に読み進んでください。

加山雄三・・・1937年(昭和12年)4月11日横浜生まれ。73歳。
        つまり九紫火星。

事故に遭遇したのは、1974年1月5日。
 ですから、北海道(留寿都村・・・自宅横浜から北30度)に向かったのは、1973年12月の盤の北30度。・・・詳しい説明は省略。

 1973年12月の盤の北30度・・・年盤は九紫中宮で北は五黄殺(大凶方位)、月盤は四緑中宮で北は九紫本命殺+定位対冲(大大凶方位)。総合して見て、最悪方位に行っての大事故でした。

 北の象意(しょうい/意味するもの)は、・・・雪、スキー場、雪上車、圧雪車、スキー、寒い、スキー場に勤める人・・・などです。
 凶方位に行くと、これ等の事から不運、災難が起こります。反対に吉方位に行くと、これ等の事から幸運、喜び事が起こります。

 加山雄三さんにとって、悪過ぎる方位です。距離も700km以上。それもスキーをしに行ったのですから怖いことです。そして、事故後はそのまま札幌市内(自宅から北30度)の病院に1ヵ月入院・・・。

 このように、ツイてない時期というのは、悪い方位を自然に選んでしまうものなんです。
 皆さんは是非、方位学を活用して、いかなる時期も災いは退け、大いなる幸運を掴んで下さい!

 という事で、今日はスポニチの記事から、大スター加山雄三さんの過去の 大事故の方位検証でした。

P.S.
 嬉しいことに、加山雄三さんは、事故から12年後の1986~88年には紅白歌合戦の司会を3度(連続で)務め、現在も大活躍で、73歳の今尚、青春真っ盛り~、というのが素晴らしいですね。いがった、いがった~。

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